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【UFC ESPN52】殴る。蹴る。投げる。右カーフを効かせたチェ・スンウがエレンズに判定勝ちで連敗脱出

【写真】韓国応援団からの声援が凄い(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ(韓国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

チェ・スンウが右カーフで先制。エレンズはローから右スピニング爆キックを繰り出す。左ボディストレートを伸ばしたエレンズが右カーフを当てたが、チェ・スンウが右カーフを幾度となく当てて会場の歓声を浴びる。距離を詰めてきたチェ・スンウに対し、エレンズが左跳びヒザを繰り出したが届かず。右カーフを当て続けるチェ・スンウが右ハイも繰り出した。前に出て来たエレンズに右カウンターを当て、グラつかせたチェ・スンウ。エレンズはニータップで組みついたが、チェ・スンウが右腕を差し上げてケージに押し込む。

離れ際に左ヒジを振るったチェ・スンウに対し、エレンズがケージ中央で右ストレートをクリーンヒットさせた。さらにパンチで追い立てるエレンズに対し、体勢を立て直したチェ・スンウが右ハイを伸ばす。そしてまたも右ストレートのカウンターでエレンズをグラつかせたチェ・スンウ。エレンズは残り20秒でダブルレッグを仕掛けたが、チェ・スンウがスプロールした。

2R、ガードを固めたチェ・スンウが左ハイ、左ストレートを当てる。さらに右ローから右ストレートのカウンターでペースを握ったかに見えた。しかしエレンズがフェイントから飛び込むと同時に放った右アッパーがクリーンヒット。ダウンしたチェ・スンウはハーフガードで守る。チェ・スンウの左スネから出血が見られる。チェ・スンウがスイープを狙った瞬間、エレンズが逆サイドにパスを仕掛けた。立ち上がるチェ・スンウのバックに回るエレンズ。しかしチェ・スンウが払い腰でクリーンテイクダウンを奪った。

トップのチェ・スンウが左右エルボーを落とす。エレンズはバタフライガードからアンダーフックで体を起こすも、チェ・スンウが抑え込んでエルボーを落としていく。ハーフガードから潜りに来たエレンズを潰したチェ・スンウが、そのままヒジを落としてラウンドを終えた。

最終回、チェ・スンウが右カーフをクリーンヒットさせた。右の蹴りを散らすチェ・スンウに対し、エレンズはボディストレートと蹴りを見舞っていく。チェ・スンウがプレスをかけると、エレンズがケージを背負うように。エレンズが前に出て、チェ・スンウの右ミドルをブロックする。サウスポーにスイッチしたエレンズが左ストレートを伸ばし、オーソドックスから右スピニングバックキックを見せた。さらにダブルレッグを狙うも、これはチェ・スンウにスプロールされた。

チェ・スンウが打撃で押す。チェ・スンウの右ハイをブロックしたエレンズだが、自身の攻撃に繋げることができない。チェ・スンウの右ショートがヒット。エレンズが前に出るもパンチは届かず。エレンズの右ミドルが当たった。しかしチェ・スンウの右カーフでグラついたエレンズ。すぐにチェ・スンウが距離を詰めて、尻もちを着いたエレンズのトップに回る。エレンズのヒップスローを潰したチェ・スンウがパスしてサイドからパンチを落としていく。さらにマウントからバックマウントへ。残り10秒でRNCを狙ったものの、ここは試合終了のホーンが鳴った。

裁定はユナニマスでチェ・スンウの判定勝ち。ここまでUFCで2連敗→3連勝→3連敗というキャリアを過ごしていたチェ・スンウが連敗を脱した。


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