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【UFC287】近い距離でKO狙いのポアタンが、アデサニャの右で大の字失神KO負け。ベルトを失う

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
Def.2R4分21秒by KO
アレックス・ポアタン・ペレイラ(ブラジル)

まず右カーフを蹴ったポアタンが、アデサニャのカーフをかわす。アデサニャもカーフを入れ、慎重な立ち上がりのなかで互いがカーフだけを当て続ける。構えを変え、前足=左でハイを見せたアデサニャに対し、スウェイ気味にかわすポアタン。静かな展開が続く。ポアタンは肩口に右ハイ、アデサニャが右を牽制気味に繰り出す。

続いてジャブから右を狙ったアデサニャは、ワンツーを空振り。直後に左ミドルを入れ、カーフから右を放つ。ポアタンはボディとカーフ、サウスポーのアデサニャもミドルと共に左カーフを多用する。ポアタンの右ハイをスウェイで避けたアデサニャが右ジャブをヒットし、左ストレートを伸ばす。ポアタンはほぼカーフだけで初回を終えた。

2R、直ぐに左ハイを見せたアデサニャが、ハイから左ストレート、カーフ、そして軌道の変わる左ハイを繰り出す。ポアタンはハイから前に出て左を当てる。真っ直ぐ下がっていたアデサニャガマに出て、ジャブから右を打ちこむ。近い距離を取るのがアデサニャで、ポアタンはリーチが生かせる距離を維持しようとする。結果、カーフのポアタンに対し、左ジャブを伸ばしたアデサニャが逆にジャブを被弾する。直後に右ストレートからミドルを蹴ったアデサニャは、左インローを決めた。

ジャブから前に出たチャンピオンは左で殴られたが、圧を高める。右ハイをかわし、ワンツーのアデサニャは、続くワンツーに右を打たれる。と、右カーフを効かされたアデサニャはワンツーを打たれて右に回る。左ミドルを蹴られたポアタンが、右ボディストレートを決め、続いてカーフを蹴る。ケージを背負い一瞬、ヒザが落ちたように見えたアデサニャはガードを固めるがボディからヒザを頭部に受ける。

ここで左を振るったポアタンだったが、アデサニャは右フックのカウンターから右をもう一度打ち込むと。ポアタンは大の字に倒れ、鉄槌を思い切り落としたアデサニャが世界ミドル級の頂点に返り咲いた。

「人生に1度の最高のノックアウト劇、これを何度も何度も何度も繰り返すんだ。リベンジの味は最高だ。アレックスは最高のチャンピオン。彼の物語では僕は悪者だ。でも、今日は僕のストーリーだった。倒されたことで僕はより良いファイターになり、より良い人間になれた。最後の一発、神からの一撃だ」とアデサニャは話した。


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