【Gladiator021】パンチの正確性は互角も、前に出続けた佐藤が北原をスプリットで下す
【写真】試合は接戦だったが、前に出たのは明らかに佐藤だった(C)MMAPLANET
<アマMMAライト級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
Def2-1:20-18.19-19.18-20.
北原蓮(日本)
※ドローのジャッジはマスト判定で佐藤
平本兄弟と同じ構えを見せる佐藤、サウスポーで足を使う北原を前蹴りで追い詰めていく。ケージを背負った北原が前に出て、細かく蹴りを散らす。佐藤は右クロスをクリーンヒット、北原も足を使いながらパンチと蹴りで距離を取り、テイクダウンを狙う。これをカットした佐藤のパンチも当たるが、北原も左ミドルハイを返した。
シングルレッグを狙うも組みつけない北原に対し、佐藤が距離を詰めていく。北原はケージ中央まで押し返すも、すぐにケージを背負わされてしまう。しかし北原の左ストレートも佐藤の顔面を捉えた。前に出て来る北原の顔面を、佐藤の右フックがかすめた。
最終回、北原が左ハイを連打する。ガードを下げて距離を詰める佐藤は、蹴りを散らしながら距離が詰まると右ストレートを伸ばした。北原にケージを背負わせた佐藤に、北原がパンチを当てる。佐藤も打ち合いのなかで右ハイを返した。右ミドルを当てた佐藤が距離を詰める。北原は右ジャブを突きながら左ストレートがヒットする。
佐藤の右前蹴りが、北原のボディに突き刺さる。サークリングする北原の顔面を佐藤の右ストレートが捉えた。北原も左ストレートを返す。残り10秒で互いに顔面へパンチをもらい合ったなか、試合終了のゴングが鳴った。
ジャッジは2人が分かれ、ドローをつけたジャッジがマスト判定で佐藤を選び、結果はスプリットで佐藤の勝利となった。