【Black Combat04】DEEP対抗戦で見たいっ!!緊急出場シン・スンミン、ホン・ジョンテを右ハイでKO!!
【写真】トルネード・ソンの弟子、シン・スンミンが鮮やかなKO勝ちを収めた(C)MMAPLANET
12月31日(土・現地時間)に韓国はインチョンのパラダイスシティホテル内クラブ・クロマで開催された Black Combat04「The Era of New Kings」。
ブラックコンバットではLIVE配信を一切行わず、試合前から試合後までを編集した動画を大会後、数日を経て1日1試合というペースで公開している。5日(木)に同大会の第4試合=シン・スンミン✖ホン・ジョンテの動画がアップされたので、ここで試合レポートを掲載したい。
<フェザー級/5分3R>
シン・スンミン(韓国)
Def.1R3分03秒 by KO
ホン・ジョンテ(韓国)
スクランブル出場で10日間に11キロ減量し、計量クリアの際に拍手が起こっていたシン・スンミンは、しっかりと体が戻っている。そのシン・スンミンが距離を詰めた。サークリングするホン・ジョンテ、シン・スンミンが左ミドル、左ロー、左ジャブと散らしていく。左ジャブのダブルを突いたシン・スンミンが右ショートをカウンターで当てる。ホン・ジョンテはケージを背負いながら右カーフを蹴り返す。
シン・スンミンの左ジャブがヒット。続いて左インローからワンツーを当てたシン・スンミンが、右回りのホン・ジョンテから右スピニングバックフィストでダウンを奪う。パウンドを被弾しながら立ち上がろうとしたホン・ジョンテに対し、シン・スンミンが右ヒザを突き刺そうとする。
件懸命に立ち上がったホン・ジョンテは、間合いを測ってパンチを伸ばすシン・スンミンの打撃戦に応じようとする。
ならばとシン・スンミンはローに右を合わせて2度目のダウンを奪う。ここは直ぐに立ち上がったホン・ジョンテが組んでケージに押し込んでいく。
ホン・ジョンテはボディロックから前方に崩しバックを伺うが、シン・スンミンは胸を合わせて立ち上がる。
右ミドルを当て、左フックからパンチをまとめたシン・スンミンは、足がもつれたホン・ジョンテに右ハイをクリーンヒットさせる。倒れ込んだホン・ジョンテに追撃の鉄槌を狙ったところで、レフェリーが両者の間に割って入り勝負は決した。
スクランブル発進で衝撃的な強さを見せつけたシン・スンミンは試合後、ブラック代表にメインの勝者=新フェザー級王者への挑戦をアピール。ブラック代表は「まずメインの敗者との対戦を」と条件提示。そこで勝てばベルト挑戦かというシン・スンミンは、2021年3月に先日のパンクラスで透暉鷹にスプリットで惜敗したパン・ジェヒョクにも勝利しており──可能であればDEEPとの対抗戦に出場し、その力を日本のファンの目に届きやすい舞台で披露してもらいたいものだ。