【UFC281】目には目を歯には歯を、左フックには左フックを。同時ダウンを経て、トリザノがチェをKO
<147.5ポンド契約/5分3R>
マイク・トリザノ(米国)
Def.1R4分51秒by KO
チェ・スンウ(韓国)
チェの右カーフをかわした体重オーバーのトリザノ。続く踏込みで両者が左ハイを打ち合い、ダブルノックダウンに。2人ともすぐに立ち上がり、チェが拳を伸ばす。すぐに呼応したトリザノにUSAチャントの後押し。するとチェのステップインから左に、トリザノが左を合わせてダウンを奪う。パウンドを受けながら立ち上がったチェは右カーフ、左フックから右ハイを蹴っていく。
カウンターを受けてもリードフックを続けるチェは、懐まで入り右をヒットさせる。トリザノはジャブを返し、互いにショートのワンツー。ここでチェが左フックをヒットさせてパンチを纏めていく。下がったトリザノに組みついたチェがテイクダウンも、すぐに立ち上がられてエルボーを打って離れる。ジャブに右のカウンターを入れ、左を当てたチェワンツーの右を被弾する。と、残り10秒で左に左フックを打たれたチェが腰からもんどりうってキャンバスに崩れ落ち、トリザノが目には目を歯には歯を──左フックには左フックを、というモノにした。