【ONE FN03】ワンツーでウィリアムスを沈めて4連続KO勝ちのミアドが12月マニラ大会出場をアピール
<127ポンド契約/5分3R>
ジャレミー・ミアド(フィリピン)
Def.3R0分31秒 by TKO
ダニエル・ウィリアムス(豪州)
ミアドが左ジャブと右ロー。ミアドの右ローがウィリアムスの下腹部を捉え、一瞬ストップされる。再開後もプレッシャーをかけるのはミアドだ。ウィリアムスも足を使いながら右ローとワンツーを見せる。前に出てきたウィリアムスをワンツーで迎え撃つミアドだが、ウィリアムスの右ストレートがクリーンヒットし、ミアドがバランスを崩した。相手のパンチをもらいながら組み付いたミアドは、左腕を差し入れて相手をケージに押し込み、シングルレッグに切り替えつつ、ボディロックでテイクダウンに成功する。
ハーフガードを取ったウィリアムスに対し、左腕を差し入れながらパスしたミアドはマウントへ。ウィリアムスのブリッジに合わせてバックも狙いながら、トップをキープする。ウィリアムスはハーフに戻し、スクランブルを狙うもミアドはトップポジションを譲らない。ウィリアムスはケージに背中を着けて立ち上がったが、ミアドはそのままドライブ。しかしミアドが離れた。
ミアドが離れると、前に出ていくウィリアムス。しかしミアドの右がクリーンヒットして、ウィリアムスはダウンを喫した。さらに上半身を起こしたウィリアムスに右ヒザを当てたミアド。立ち上がったウィリアムスに、さらに右を当てるミアドだが、ウィリアムスも打ち返して打撃戦に。ウィリアムスは顔面から出血が見られる。
2R、左右に動くウィリアムスに対し、ミアドは左インローを当てる。アウトサイドから右ストレートを当てたミアドだが、ウィリアムスも相手の打ち終わりに右を打ち込んだ。ウィリアムスが左右のステップを使うために、的を絞れなくなったか。ミアドの右は届かないが、ウィリアムスにも決定打はない。ウィリアムスの左フックの打ち終わりに右を繰り出したミアド。至近距離で互いにパンチを強振し合う。
ミアドの左ジャブをかわし、右のボディストレートを放ったウィリアムス。右ローを当ててから、インサイドで右を繰り出した。ウィリアムスの右ローで、ミアドがバランスを崩し始める。ケージ中央でパンチを振り合う両者。そのなかでウィリアムスのコンパクトなパンチと右ローが当たるように。しかしミアドの左フックでウィリアムスがダウン。さらにパンチで攻め立てるミアドに、ウィリアムスはテイクダウンを仕掛けたが、倒すことができず。そのままミアドが左右フックをクリーンヒットさせていった。
最終回、ウィリアムスの右ローにミアドが右ストレートを合わせる。ウィリアムスは左右にステップを踏みながら右ローを繰り出す。しかしミアドがアウトサイドからの左右フックに続き放ったワンツーをモロに食らったウィリアムスがダウン。その瞬間、レフェリーが試合を止めた。
これで4連続KO勝利となったミアドは、「1日たりとも休むことなく、トレーニングを積んできた。誰がこの階級で本物なのか、12月のマニラでトップ5と戦う準備はできている。僕の強さを見せつけたい」とアピールした。