【ONE162】右ストレートを当て続けたマクラーレン、さらにローへ繋げてハモスを棄権に追い込む
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
Def.2R終了時 by TKO
ウインジソン・ハモス(ブラジル)
マクラーレンの右ローに併せてダブルレッグで組みついたハモスがテイクダウン。マクラーレンは立ち上がるも、ハモスが左腕を差し上げてケージに押し込む。粘るマクラーレンから離れたハモス、マクラーレンの右ストレートがハモスの顔面をかすめた。サウスポーにスイッチして蹴りを見せるマクラーレンに対し、ハモスもステップを踏みながら右ロー。さらに左フックを返す。ハモスの右フックをダッキングでかわしたマクラーレンが、打ち終わりに右ストレートを当てた。
ケージ中央で蹴りを散らすハモスに、右ストレート一閃。このマクラーレンの一撃でハモスがグラつく。パンチで攻め立てるマクラーレンに対し、ハモスは余裕の表情を見せてパンチとローを散らしていく。しかしマクラーレンのプレッシャーが強く、相手の動きに合わせて右を打ち下ろす。右ローから右ストレートを当てたマクラーレンは、相手の動きが止まったところに右を伸ばした。このパンチでハモスはダウン。スクランブルに持ち込もうとするハモスを潰したマクラーレンが、トップを奪って初回を終えた。
2R、マクラーレンのローをキャッチしようとしたハモス。マクラーレンは離れて、ケージ中央に戻ってからワンツーを繰り出す。ハモスはサウスポーにスイッチ。しかしマクラーレンのローに対してオーソドックスに戻す。右を放ってからサウスポーにスイッチしたマクラーレン。ハモスは相手の左ミドルをキャッチしたが、逃げられてしまう。マクラーレンの右ストレートがヒット。ハモスのシングルをスプロールし、スタンドで右を狙い続ける。
ケージを背負い、左にステップを踏むハモスに右ローを当てたマクラーレン。動きが止まったかに見えたが、マクラーレンの右ローをキャッチしたハモス。しかしマクラーレンは倒れない。ケージを背負ったハモスに左ボディを突き刺したマクラーレン、対するハモスは手数が激減した。右ストレート、左ボディを打っては離れるマクラーレン。さらに右ローを連続で当て、ハモスのテイクダウンも防ぐ。ガブってからダースチョークの形で潰したマクラーレンは、離れて右を狙いながら右ローを当てた。
ここでインターバル中にハモスが椅子から下りた。マクラーレンのローで足を痛めたか、ハモスの棄権によりマクラーレンのTKO勝ちとなった。マクラーレンは「「フィアンセが恋しい。愛している。今回はハーフキャンプしかできなかった。フルキャンプができるよ、チャトリお願い」と手を合わせると、「レンジを見つけることができた。そうしたら急激に打撃の精度が上がったんだ。凄い経験が今日はできた、どれだけ5位に居続けないといけないんだよ。ダニー・キンガド、どこに行った? カモン!! ブラザー!!」と、現在フライ級4位のキンガドとの対戦をアピールした。