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【LFA144】崖っぷち日本人=堀内佑馬が、崖っぷちの中の崖っぷちの3Rにプエルタを逆転RNC。夢を繋ぐ

<フライ級/5分3R>
堀内佑馬(日本)
Def.3R1分23秒by RNC
フアン・プエルタ(米国)

タッチグローブ後、右ローを蹴った堀内。プエルタもリードフックを当てる。堀内は左右のローを蹴った堀内は、左ストレートを受けても前に出る。堀内のステップインしてのワンツーに対し、プエルタは首相撲からヒザを突き上げる。これで堀内は大きくカットして流血に見舞われている。直後にダブルレッグで組まれた堀内は、流血に気付き一瞬集中力が途切れたが、バックに回られ両足をフックされてグラウンドへ移行される。

胸を合わせにいった動きに、左腕を喉下に差し込まれた堀内だが、プエルタのバックがややずれており、体を捩じって絞めを逃れる。プエルタは左右の腕を絶え間なく喉してに入れようとし、残り1分に。堀内は太腿にヒジを落としつつ。胸を合わせにいく。ここでマウントに移行したプエルタがエルボーを落とし、背中を見せた堀内の背中に乗り続け初回を取った。

2R、右を当てワンツーで前に出る堀内が、右を当てる。さらにワンツーを入れ、プエルタの組みを切り右フックを当てる。低い姿勢でシングルに出たプエルタ、尻もちをつかされた堀内はニンジャチョークへ。プエルタはシングルでしっかりと上を取りに掛かり、初回と同様にバックに回ってボディトライアングルでバックグラブを完成させる。

プエルタの得意のパターンにはめられた堀内は、ここは早めに回避しないと判定で厳しくなる。ケージを蹴り、エルボーを太腿に打ちつけるも胸を合わせることができない堀内が、後方へのパンチを見せる。そのパンチがプエルタの顔面を捉えるが、ユニファイドでは攻勢と見なされることはないだろう。懸命に腰をずらしに掛かった堀内の反転にも、プエルタはバックを取り続けた。

最終回、右ハイから右アッパーを振るう堀内が、右ストレートを伸ばす。回るプエルタに対し、堀内は右フックを入れ右ストレート、さらにワンツーをヒットさせる。回るのではなく下がり出したプエルタは、パンチを被弾するなかでクリンチへ。ボディロックにウィザーの堀内は、ニンジャチョークの仕掛けてトップを取るとバックに回る。堀内はプエルタの反転にも、しっかりと足をフックしRNCへ。

しっかりとグリップを組んだ堀内に対し、プエルタがタップ。夢を終らせないで済む──勝利に堀内はコリン・オーヤマ・コーチと抱き合って涙を流し、プエルタは頭を抱えてケージ際で座り込んでしまった。

勝者と敗者のコントラストが見られたケージのなかで、ウィナーコールを受けた堀内は王座挑戦をアピールした。


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