【Bellator113】ヒザ蹴り一閃、アンダーソンが11連勝&準決進出
<シーズン10ライト級T準々決勝/5分3R>
デレック・アンダーソン(米国)
Def.2R0分23秒KO
ブランドン・ガーツ(米国)
長身のアンダーソンに対して、低い位置からパンチを突き上げ組みついたガーツ。アンクルピックでアンダーソンに尻餅をつかせるもすぐに試合はスタンドに戻る。アンダーソンは左ジャブから右ハイを伸ばし、プレッシャーを与えていく。まるでフェザー級のガーツと、ウェルター級のアンダーソンのように感じる体格差の大きな試合は、アンダーソンがジリジリと間合いを詰めると、右ハイから右ストレートへ。アンダーソンは蹴りでガーツにサークリングを許さない。
と、飛び込んでダブルレッグを決めたガーツ。アンダーソンはガードからキムラへ。これを解いたガーツが、逆にキムラを仕掛け立ち上がり際にヒザを入れる。スタンドに戻ってもキムラを仕掛け続けたガーツが距離を取り直す。アンダーソンは左を伸ばすも、ここでもテイクダウンを取られる。ガーツのアメリカーナ狙いをリバーサルしたアンダーソンがトップを取ったところで、初回が終了した。
2R開始直後、ガーツが前に出て左のオーバークロスを放つと同時に、アンダーソンの右ヒザがその顔面を打ちぬく。後方に真っ直ぐ倒れ、文字通り大の字になったガーツ。MMAキャリア11勝連勝無敗(1NC)としたアンダーソンがトーナメント準決勝へ歩を進めた。