【Double GFC13】計量失敗のチェに攻め込まれたジャン・ヒョンジがボディで逆転KO、女子フライ級王者に
<Double GFC女子フライ級王座決定戦/5分3R>
ジャン・ヒョンジ(韓国)
Def.3R3分54秒 by KO
チェ・ジュンユン(韓国)
計量失敗の長身のチェは、全てのラウンドで1Pの減点がある。そのチェが開始直後に、首相撲からヒザをボディに突き刺す。さらに前蹴り、左ジャブでジャンをケージにい込むも、右フックを被弾する。左右に動くジャンの正面を取るチェが右から左ジャブをヒット。さらに右を当てたチェが、首相撲を切り返され崩される。すぐに起き上ったチェは、ジャンのギロチンに狙いにも頭を抜き、ワキを潜ってバックへ。後方からヒザを腿に入れるチェは後方にテイクダウン、立ち上がったジャンを前方にスラムしてバックを制す。
両足をフックしたチェはパンチを入れつつ背中を伸ばしに掛かる。ヒザをついて耐えるジャンだが、ワキをすくわれ背中が伸びる。右のパンチを受けながら、ヒザをついたジャンは手首を掴んで絞めを防いだが、時間まで殴られラウンドを失った。
2R、ワンツーから首相撲のチェ。ジャンはステップインからボディを打っていく。腹から顔面を殴ったジャンだが、自らの左ミドルで尻もちをついたチェに組まれてケージに押し込まれる。ブレイクが掛かり、ケージ中央でチェがジャブを伸ばす。ジャンは左右のフックも距離が近づくと、文字通り小外掛けから浴びせ倒すような形でチェがテイクダウン、同時にマウントを奪う。
鉄槌を落とすチェが左右ンパンチで攻め立て、ブリッジを潰す。ダブルの鉄槌、パウンドの連打のチェは、ジャンのブリッジをすかしてバックグラブへ。初回と同様に背中を伸ばしパンチを入れたチェはアゴの上からRNCも時間となった。
最終回、ポイント的には減点があってなおリードしていてもおかしくないチェが、前蹴りに続き右ストレートを入れる。ジャンは右を被弾し、ケージの前を回るがローで姿勢を乱す。この回がイーブンなら減点分でチャンピオンになれる可能性もあるジャンは組まれないように回り続ける。
時折り右オーバーハンドで前に出るジャンだが、基本は戦わない。チェはジャブから前二出るが、ジャンが左右のフックを当てる。さらに蹴りを足を掴み、腹を殴ったジャンが動きが止まったチェに対して、左ボディフックを入れる。前方にチェが崩れジャンが女子フライ級のベルトを巻いた。