【Double GFC13】2Rに2度ダウンを奪ったチェ・ドンフンが、キム・ヒョリォンを破りフライ級王座防衛
<Double GFCフライ級選手権試合/5分3R>
チェ・ドンフン(韓国)
Def.3-0:30-27.30-28.30-28
キム・ヒョリォン(韓国)
右ミドルハイを見せた挑戦者キム。王者チェはスイッチしながら右を当てる。組んだキムがケージにチェを押し込む。ヒザを入れて、体を入れ替えたチェは反対側の金網に押し込まれるが払い腰で投げる。寝技に拘らず、ヒザ蹴りを入れて離れたチェのローがキムの急所に入り、試合が中断される。
再開後、チェは間合いを測りながら右、そして左ハイを蹴っていく。キムは再び組んでクリンチも、逆にチェが押し込む。ヒザを顔面に届かせたチェは離れてヒザ蹴り、これをキャッチしたキムはギロチンを仕掛けられながらテイクダウンへ。リリースして立ち上がったチェは、今度はキムのローを急所に受けてインターバルを要求。リスタート直後に時間となった。
2R、チェのワンツーはクリーンヒットせず。キムが前に出てくる。チェはワンツーに左を合わされるも、左を当ててダウンを奪う。ガードの中からパウンドを落とし、立ち上がったチェはスタンドで待ち受ける。攻め急がず、間合いを測ってローを入れたチャンピンは右フックで2度目のダウンを奪うとバックを制してRNC狙いへ。ロールして防いだキムは、足を取りに行く。
ここも離れてスタンドに戻ったチェだが、左ローが急所に入ってしまう。ここでキムを休ませてしまったチェはイエローまで提示された。再開後、圧を掛けるチェはミドルをキャッチされそうになったが足を抜く。逆にミドルをキャッチすると、キムが引き込むように背中をマットにつける。チェは寝技に付き合わず、試合は最終回へ。
3R、アッパーから左フックを放ったチェはキムのアッパーに右を合わせ、左ジャブを当てる。左リードフックに右のカウンターを受けたキムだが、下がらずパンチを打っていく。間合いを取り直したチェは、カーフを蹴る。サウスポーで前後に動き、オーソに構えて右を入れたチェは、サウスポーだとテコンドースタンスで、オーソの方がパンチャーになる。
そのオーソで左ジャブを当てたチェは、右を見せてスイッチ。ワンツーを打っていく。左を当てたチェは、跳びヒザがその場跳びになりキムが圧を掛けてダブルレッグへ。切ってクリンチに攻防でバックに回ったチェが、前方にキムを崩したところで時間となった。
ドローだと延長RがあるDouble GFCのタイトル戦だが、2Rにダウンを2度奪っているチェが3-0判定勝ちし、王座初防衛に成功した。