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【Grachan56】大搗が得意の袈裟固めから仕留められず、ベテラン鍵山雄介が逆転のパウンドアウト

【写真】ベテランが若手に逆転勝利、会場はおおいに沸いた(C)SHOJIRO KAMEIKE

<フェザー級トーナメント1回戦/5分2R 延長1R>
鍵山雄介(日本)
Def.3R1分25秒 by TKO
大搗汰晟(日本)

ともにサウスポー。鍵山の左フックに合わせて組みついた大搗が、相手の頭を叩きつける形でテイクダウンを奪う。そのまま得意の袈裟固めで抑え込む大搗。鍵山は左右にエビ、ブリッジを試みるが返すことができない。そのままラウンド終了まで大搗が袈裟固めからパンチを落とし続け、ゴング直前で相手の首にプレッシャーをかけていった。

2Rは鍵山が右フック、右ミドルハイ、左右のミドルと打撃で攻め立てる。相手の右ミドルをキャッチした大搗が、またも大外刈りから袈裟固めへ。しかし今度は鍵山がエビで体をスライドさせ続け、立ち上がる。大搗は組みついてきた鍵山を、再びグラウンドに引きづりこんだ。

鍵山はハーフガードから潜ってスクランブルへ。ここは大搗が制したが、鍵山が再びハーフからスイープを仕掛け、トップを奪った。ハーフガードを取る大搗にパンチを連打する鍵山。大搗は前に振り落とそうとするも、そのまま鍵山が殴り続けてラウンドを終えた。

判定はドローで延長戦へ。開始早々から、スタミナの切れた大搗を右ハイと右フックで攻め立てる鍵山。右、右と攻めた鍵山が、ケージ際で左ハイを繰り出すとクリーンヒット。ダウンした大搗を鍵山がパウンドアウトした。


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