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【LFA138】計量終了 田中路教、河名マスト問題なし。サバキ・チャレンジ、二宮城光Jr=城太見参

【写真】川名、二宮、田中。日本人選手がオクラホマ・ショーニーの地で集結。(C)PFL

5日(金・現地時間)にオクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催されるLFA138「Farias vs Tanaka」の計量が、4日(木・同)に同地で行われた。

メインに田中路教、コメイン前に河名マスト、そしてメインカード2試合目にデンバー在住、米国籍を持つ二宮城太と3人の日本人ファイターが出場する同大会の計量は、オフィシャル2時間、その後にフェイスオフという流れで進んだ。


アリ・ファリアスと対戦する田中は、計量前夜の午後9時を過ぎて現地入り、そこでバスタブがあると伝えられていたホテルにシャワーしかないことを聞かされる。

それでも旧師匠がかつて話していたシャワーで、スチームサウナ状態を創るという方法で、このピンチを回避し水抜きを無事完了させ、0.6ポンド・アンダーで計量を終えた。

対戦相手のファリアスも、革ジャン着用という謎の姿で現れ――バキバキの筋肉ボディを披露し、パスしている。

前日で既に1.8キロ・オーバーまで整えていた河名は、米国初陣の相手アライジャ・ジョンズと同様に問題なくクリア。そして今大会にもう1人、日本人選手が戦う。それがニック・タラヴェラと戦う二宮だ。

二宮は第10回全日本選手権優勝――その後、渡米しNYを経てデンバーに極真支部を開き、師・芦原英幸ともに極真を離れると、芦原空手の米国代表を経て円心会館空手を創設した二宮城光の実の息子だ。

二宮空手といえばサバキ、現地でサバキ・チャレンジという大会を長年に渡り主催し、ロッキー山脈の麓で確固たる地位を築いている。城太もサバキ・チャレンジ優勝経験があり、サバキ理論をMMAで生かすという壮大な浪漫に挑んでおり、今回がMMA二戦目となる。

二宮も問題なく計量を終え、ABEMAでライブ中継のある今大会で日本のファンにベールを脱ぐ――注目のタラヴェラ戦に臨む。

■視聴方法(予定)
8月6日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass
午前10時~ABEMA格闘CH

■LFA138計量結果

<バンタム級/5分3R>
アリ・ファリアス: 135.8ポンド(61.59キロ)
田中路教: 135.4ポンド(61.41キロ)

<バンタム級/5分3R>
アスカル・アスカル: 136ポンド(61.69キロ)
ディエゴ・シウバ: 137.2ポンド(62.23キロ)

<フェザー級/5分3R>
アライジャ・ジョンズ: 145.6ポンド(66.04キロ)
河名マスト: 145ポンド(65.77キロ)

<148ポンド契約/5分3R>
AJ・カニンガム: 147.4ポンド(66.85キロ)
シェイ・コンリー: 147.6ポンド(66.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
二宮城太: 145.6ポンド(66.04キロ)
ニック・タラヴェラ: 143ポンド(64.86キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ムタズ・アスカル: 150ポンド(68.03 キロ)
クリス・マカーテ: 149.8ポンド(67.94キロ)

<フェザー級/5分3R>
アシュトン・カービー: 146.2ポンド(66.31キロ)→: 146ポンド(66.22キロ)
カラム・パーカー: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャレッド・ブラウン: 147.8ポンド(67.04キロ)
ライアン・フーバー: 145.6ポンド(66.04キロ)

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