【TUF China Finale】ワンがTKO勝ちでTUFチャイナ対決制す
<ウェルター級/5分3R>
ワン・アンイン(中国)
Def.1R5分00秒 by TKO
アルバート・チャン(カナダ)
セカンドチャンスか、ラストチャンスか。TUFチャイナ・ウェルター級準決勝で敗れた者同士の対戦。先に入場したワンは、ケージサイドの中国人カメラマンに親指を立ててポーズ。あまりUFCでは見られない光景だ。いきなりパンチの連打で突っ込んだチャン。ワンは距離を取り直す。左を縦拳で前に突き出すワン、右のフックは振りがかなり大きい。右の縦拳のままのワンはフックの連打からハイを見せる。
両者の右が交錯、チャンが下がる。互いに様子見と単発の打撃が続くなかで、効果的なのはワンの右フックか。ついに場内からブーイングが起こると、ワンは右から左のフック、右ハイを繰り出す。チャンも手を出すが、左ハイをブロックの上から受け、動きが落ちると真正面が組みついていく。これを潰したワンが、初回を取ったか。
と、インターバル中に右目を大きく腫らしたチャンが試合続行不可能に、TUFというよりもTuff-N-Uffのような試合をワンが制した。