【PFL2022#01】計量終了 金持ち喧嘩せず─ならぬ、金持ち試合を楽しむ発言 by ハウシュ・マンフィオ
【写真】セレモニアル計量中のインタビュー、なぜかスティーブンスでなくコラードが選ばれた。メインぐらいは両者、そうでなければ元UFCファイターの言葉を届けるべきだろう (C)MMAPLANET
19日(火・現地時間)、20日(水・同)にテキサス州アーリントンのアーリントン・スポーツコンプレックス内Eスポーツ・スタジアムで開催されるPFL2021#01の計量が行われた。
フェザー級に工藤諒司が出場するPFL2020年シーズンが、開幕する。第1週はライト級とライトヘビー級の10試合──アンソニー・ペティス✖マイルズ・プライス戦が第3週にリスケされてライト級は4試合、ライトヘビー級は5つのレギュラーシーズン戦と1試合のワンマッチが行われる。
そのライトヘビー級でエミリアーノ・ソルディと対戦予定だったコナンJrことジョシュア・シルヴェイラが欠場、ノン・シーズン戦に出場予定だったコーリー・ヘンドリックスが代役出場となり、ワンマッチはチャレンジャーシリーズのラストチャンスをモノにしたシメオン・パウエルが出場権を得た。
計量失敗時点で試合に出ても-1P、ボーナスを献上しないための戦いを強いられるPFLレギュラーシーズン。明日の開幕戦は出場全選手がクリアーしている。
ド派手は電飾ステージでセレモニアル計量とフェイスオフを終えたメイン出場ファイターは、片方の選手がステージ下でインタビューを受けるという形式が今シーズは採られている。
インタビューではコメインでドン・マッジと対戦する昨年のウィナー=ハウシュ・マンフィオは「マッジはタフな選手だけど、僕は彼よりタフな相手を去年倒してきた。100万ドルを手にするとファイターとしても成長する? お金のことは考えて戦っていない。去年の賞金で僕の生活は安定した。ただ戦うことが楽しみだから試合に出るんだ。MMAが好きだからパフォーマンスも向上する」と──余裕のコメントを残している。
メインでPFL初陣のジャレミー・スティーブンスと戦うクレイ・コラードも「楽しめないと戦うべきじゃない。タフな相手と戦える。俺はラッキーな男だよ。決勝に残れなかったから戻ってきた。でも、そこは今は考えてない。ジェレミー・スティーブンスと戦うんだから。今はジャレミー・スティーブンスを倒すことに集中している」と話した。
また2018年&2019年ウィナーのナタン・シュルチは、オリヴィエ・オバメルシェと力の入った攻防必至の一戦に向け、「凄くタフな相手だけど、今年はチャンピオンに返り咲く」と断言し笑顔を浮かべた。
■視聴方法(予定)
4月21日(木・日本時間)
午前7時00分~DAZN
■ 対戦カード
<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード: 155ポンド(70.31キロ)
ジェレミー・スティーブンス: 156ポンド(70.76キロ)
<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 156ポンド(70.76キロ)
ドン・マッジ: 155.8ポンド(70.66キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.6ポンド(93.25キロ)
デラン・モンチ: 205ポンド(92.99キロ)
<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 156ポンド(70.76キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ: 205.4ポンド(93.16キロ)
コーリー・ヘンドリックス: 205.8ポンド(93.34キロ)
<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス: 156ポンド(70.76キロ)
スティービー・レイ: 155.6ポンド(70.57キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット: 205.8ポンド(93.34キロ)
テオドラス・オークストリス: 204.6ポンド(92.8キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
オマル・アクメトフ: 204.6ポンド(92.8キロ)
ヴィクトル・ペシュタ: 205.6ポンド(93.25キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 205ポンド(92.99キロ)
ブルーシ・ソウト: 204.6ポンド(92.8キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウエル: 205.8ポンド(93.34キロ)
クリントン・ウィリアムス: 204.6ポンド(92.8キロ)