【Bellator277】アーロン・ピコ。左ボディ、テイクダウンでタフなエドワーズからTKO勝ち
<150ポンド契約/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
Def.3R0分55秒by TKO
アドリィ・エドワーズ(米国)
左ローを見せたエドワーズ。ピコは左を伸ばし、エドワーズのシングルレッグ狙いを切り返して逆にシングルでテイクダウンを奪う。ハーフからフルガードに戻したエドワーズが下からエルボーを連打する。ピコはニーシールドにパンチを落とし、フルガードでもヒジを落としていく。立ち上がり、足関狙いを防いでスタンドに戻ったピコはワンツー、さらに右をヒットさせてテイクダウンを奪う。
パウンドに背中を見せて立ちあがろうとしたエドワーズを押し倒したピコは、立ち上がったところでボディショットを入れ、即テイクダウンを決める。エドワーズはZハーフガードもヒジを連打したピコは、スタンドに戻り右ハイを蹴り込む。ケージに下がったエドワーズにボディ、フック、そしてスピニングバックフィストを決めたピコが、ここもテイクダウンを決める。
ハーフからパス、バックを伺いつつがぶったピコはアナコンダ狙いから、立ち上がって離れる。左ボディショットからのテイクダウン狙いに、エドワーズは自ら引き込みを合わせるようになった。
2R、左右のフックで圧を掛けるピコが左ハイ。スリップしたように倒れたエドワーズが、立ち上がるとバックエルボー&左フックをピコが決める。続いて右フック、左ボディショットを打ち込んだピコが、シングルレッグで簡単にテイクダウン。殴られ、足関節狙いから後方回転で亀になったエドワーズに、ピコはアナコンダをセットしていく。ここは極める気はなく、立たせてボディや右アッパーを殴ったピコが右ローを蹴る。ついに左ボディにガードが下がったエドワーズはボディと顔面にパンチを被弾。ピコはここでもテイクダウンを選択する。左のエルボーから右のパンチ、スクランブルでサイドバックを取ったピコは、立たせて左ボディ、右フックを打ち込む。タフなエドワーズはボディ、右エルボーにも立ち続けるか、テイクダウンは防げない。一方的な戦いとなっているもののエドワーズは、この回もサバイブした。
最終回、ミドルからハイを放ち左ボディを見せたエドワーズは、逆左ボディでえぐられカーフで前足を削られる。ワンツーでついに頭が揺れたエドワーズは、ボディにヒザから崩れついにレフェリーが試合を止めた。
9勝1敗のニューカマーに圧勝したピコは「ショートノーティスで試合を受けてくれた彼のケアをベラトールにはしてほしい」とインタビューで話した。