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【BRAVE CF57】ブラッド・カトーナが地元コヘジにTDで競り勝ち、バンタム級王座を奪取

【写真】地元の応援むなしく、コヘジ敗れる・・・(C)MMAPLANET

<BRAVE CFバンタム級王座決定戦/5分5R>
ブラッド・カトーナ(カナダ)
Def.3-0:48-47.48-47.47-48.
ハマザ・コヘジ(バーレーン)

サウスポーのコヘジに対し、カトーナは左ジャブとローでけん制。コヘジは右ジャブから距離を詰める。カトーナが右のインローを当てると、コヘジも左ストレートを返す。カトーナの右ストレートに、コヘジが左ストレートをかぶせる。カトーナの右ストレートと左ジャブが、コヘジの顔面を捉える。しかしコヘジも左ストレートでカトーナのアゴを上げた。カトーナは細かく左右のロー、コヘジが前に出て来るとサークリングする。カトーナはコヘジの左ハイをブロックした。

2R、カトーナの右ハイをかわしたコヘジ。左ストレートを当てるが、カトーナも右を返す。距離を詰めたコヘジが左を当てる。細かい打撃で探り合うなか、カトーナがシングルレッグで組み付き、ダブルレッグに切り替えてテイクダウンを奪った。ケージに背中をつけて起き上がるコヘジ。ボディロックからバックを狙うカトーナ。スイッチからコヘジをケージに押し込んでいく。しかしダブル、シングルと切り替えるも、もう一度コヘジを倒すことができない。両腕を差し上げて小外刈りを仕掛けるも、コヘジは倒れず。ならばとボディロックで背中を着かせた。コヘジはすぐに立ち上がり、ケージに押し込まれながらも会場から声援を浴びた。

3R、コヘジが距離を詰める。右ジャブを伸ばしたコヘジは、左ストレートをカトーナの顔面に突き刺す。カトーナもジャブとローを返すが、コヘジは構わず距離をつめていく。コヘジが前に出てきたところにカウンターで組み付いたカトーナは、ケージ際でシングルレッグを狙う。コヘジがスイッチ、しかしカトーナ尻もちを着かせる。スクランブルの展開をコヘジが制したかに見えたが、カトーナが離れて再びダブルレッグでテイクダウンを奪った。ハーフガードのコヘジはスクランブルに持ち込む。カトーナはコヘジのダブルレッグをスプロールし、ガブってコントロールしながら隅返しのような形でスイープした。それですぐに立ち上がったコヘジを、シングルレッグでケージ押し込み、このラウンドを終えた。

4R、カトーナの左ローでコヘジの右足が流れる。足を使うカトーナの顔面をコヘジの左ストレートが捉えた。さらに左ハイから左ストレートで攻め立てるコヘジだったが、またもカトーナがシングルを仕掛け、コヘジはケージに押し込まれる。ここでコヘジに尻もちをつかせたカトーナ、立ち上がるコヘジに右腕を差し上げてケージに押し込む。残り2分でシングルを仕掛けたカトーナに対し、コヘジはスイッチから体勢を入れ替えた。ところがカトーナがまたもコヘジからテイクダウンを奪い、そしてコヘジが立ち上がるという展開が続く。残り40秒で離れた両者はパンチの打ちあいを展開。コヘジの左ストレートを食らったカトーナも下がるが、前に出て来るコヘジに組み付き、シングルでケージに押し込んでいった。

最終回、左ジャブを突いてサークリングするカトーナ。カトーナのローでコヘジの足も流れる。カトーナの右ストレートがヒット。さらに左フックで相手を捌く。一気に距離を詰めて、左ストレートを当てるコヘジ。左ストレートを上下に打ち分けると、コヘジのヒット数が高まる。組んだ両者、カトーナが首相撲でコントロールを試みるがコヘジが離れる。カトーナは再びシングルレッグへ。コヘジが右ヒジを打ち込んだとことで相手をリフトアップするカトーナ。テイクダウン後のスクランブルから、再びシングルでコヘジをケージに押し込む。さらにダブルに切り替えて、コヘジをケージに押し込み続けた。

判定は割れたがカトーナが勝利し、BRAVE CFバンタム級王座に就いた。


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