【BRAVE CF57】因縁に決着!? ミドル級王者ファフレディンがマレムをKOして2階級制覇
【写真】ド派手な打ち合いの末、ファフレディンが2階級制覇を果たした(C)MMAPLANET
<BRAVE CFライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
モハマド・ファフレディン(レバノン)
Def.2R1分17秒 by TKO
モハメド・サイード・マレム(スイス)
マレムが左右のロー、ファフレディンは相手のパンチを下がりながらブロックする。マレムの左ジャブに右ストレートをかぶせるファフレディン。さらにパンチを振りながら前に出るが、マレムは足を使ってかわした。マレムが右スイング、ファフレディンは左右のフックで相手を下がらせて、右ローを当てる。しかしマレムが飛び込みながら右ストレート。これがクリーンヒットしてファフレディンはダウンする。マレムはすかさずサイドバックからパンチを連打していくが、これを耐えたファフレディンが立ち上がる。
打撃戦のなかでマレムがシングルレッグを仕掛ける。ヒザをついたファフレディンは立ち上がるも、ケージ際でマレムのヒザ蹴りをもらってしまう。ところがファフレディンの左フックが当たり、動きが止まるマレム。ここファフレディンは距離を詰めてきたマレムの首を取ってギロチンを仕掛けるが、これはマレムが耐えた。スタンドに戻り、両者のパンチが交錯する。ここでファフレディンは右ローで相手を下がらせ、パンチで攻める。そして右フックでダウンを奪い、パウンドの連打を浴びせていったところでファーストラウンドが終わった。
2R、下がるマレムに対してファフレディンは右ローを伸ばす。手が出ないマレムはケージを背にしてサークリングを続ける。そこにファフレディンの左フックが当たる。ダウンしたマレムはシングルを狙うが、それを抑え込んだファフレディンがパンチの連打でレフェリーストップを呼び込んだ。
試合後、マレムのセコンドがケージに飛び込んでこようとしたことをキッカケに、ケージ内は乱闘に発展する。乱闘はすぐに収まったが、両陣営ともに興奮が収まらない。
とにもかくにもミドル級に続き2階級制覇を果たしたファフレディンは、「BRAVEが指名した相手と、いつでも戦う。家族を愛している。次に向かう準備はできている」と語った。