【PFL CS2022#02】見事なボクシング、そして蹴りを見せたミクサンがピアースの腹を抉りKO勝ち
【写真】多彩なパンチでピアースを圧倒したミクサン。全くのノーマークだったが、将来に向けポテンシャルの高さを見せつけた(C)PFL
<174ポンド契約/5分3R>
クリス・ミクサン(米国)
Def.2R3分31秒by KO
ネイサン・ピアース(米国)
ウクライナから米国に移り住んだ一家の生まれ、祖父母はウクライナにいるというミクサンは、ウクライナ国旗をショーツに貼ってケージインしジャブからワンツーを伸ばす。さらに右ストレート&右ハイを見せた──キャリア3戦目のミクサンに対し、ピアースはローから右フックを振るう。左リードフックで詰めたピアーズのボディにヒザを入れたミクサンは、右アッパーを打ちこむ。
ジャブからボディフック、そして顔面から腹とコンビを見せたミクサンが正確なボクシングを続ける。
ワンツー、ジャブ、そして左ハイのミクサン、ピアーズも前に出て左フックを振るう。ミクサンはジャブを定期的にヒットさせ、ステップインにカウンター、止まったところでスピニングバックキックをボディに決める。鼻血を流すピアースの左フックをブロック、ローをチェックするなど攻撃も見せているミクサンがジャブを2発当て、前蹴り、ハイは空振りになったが近距離で左フックを打っていく。間合いを取り直し右ストレート、リードアッパー、再びストレートと右の攻撃を着実に決め初回を取った。
2R、ヘッドスリップでピアースのジャブかわし、左フック&右ストレートをヒットさせたミクサン。ワンツーを決め、左リードフック、さらに左ボディフックと一方的に攻めるミクサンが、右ハイを空振りし足をキャッチされる。抜いたところで詰めて来たピアースにパンチを纏めるミクサンが、ジャブでピアースを削っていく。ミクサンの距離で戦い、蹴りからボディショットを受けたピレースが腹を守るようになる。ミクサンはボディを連打し、ヒザを腹から顔面へ。さらに顔面にパンチ&ヒザを纏め、最後は左レバーショットでピアースが崩れ落ち勝負は決した。