新年、あけましておめでとうございます
新型コロナウィルス感染拡大2年目となった2021年は、世界中のMMAがパンデミック以前の姿を取り戻すべき活動を行った1年でした。
頂点UFCを筆頭にBellator、PFLという北米メジャーは無観客ストリーミングショー、有観客大会も盛況で、アジアではONEがアジアツアーを組むことができずとも拠点となるシンガポールでイベントを続け、中東ベースのBRAVE CFはバーレーンはもとよりロシア、中央アジア、欧州で大会を主催。UFC直下のコンテンダーシリーズ、LFA、Titan FC、中東ではUAEW、英国Cage Warriosといった世界の主要フィーダーショーも新たな人材をメジャーシーンに送り出しています。
国内ではRIZINがTRIGGERというケージ大会を開き、DEEP、パンクラス、修斗サステイン興行、HEAT、GRACHAN、GLADIATOR、NEXUS、WARDOG、闘裸男及びTHE修斗沖縄、Road to ONEとケージMMAは時代に翻弄されながらも活路を見出し、活動を続けてきました。
お隣韓国もRoad FCとライバルTOP FCが活動再開、Doubel GFCとAngel’s FCは協力体制を築き、コロナ禍のK-MMAをリードしました。
他方、組み技界はワンマッチ大会を確実に浸透させ、WNO、Polaris、F2Wなど柔術ベースのグラップリング・イベント、ケージ使用のSUG、掌底有りのコンバット柔術、Fury Pro Grappling、UFC Fight Pass InvitationalなどMMAファイターとグラップラーの競演が見られるイベントも増えました。国内でもIRE、Unraivaledに続き、PROGRESSという新しい動きが見られようとしています。
MMAPLANETでは2022年もそんなMMAシーンにグラップリングを加味し、可能であれば武術や土着&民族格闘技をスパイスとし、格闘技をお伝えしていく所存です。
本年も引き続きMMAPLANETとともに、そんな格闘の日々を楽しんでいただけましたら幸いです。
高島学