【Strikeforce】青木は完敗、シールズは防衛に成功
【写真】青木のテイクダウン狙い→失敗→引き込み、メレンデスがパウンドを落とし立ち上がるという流れが25分間続いたストライクフォース世界ライト級選手権試合 (C) KEITH MILLS
4月17日(土・現地時間)、米国テネシー州ナッシュビルのブリジストン・アリーナでは、ストライクフォースの米地上波CBSライブイベント「Strikeforce NASHVILLE」が開催された。
ストライクフォース世界ミドル級選手権=ジェイク・シールズ×ダン・ヘンダーソン、同世界ライトヘビー級選手権=ゲガール・ムサシ ×キング・モー、同世界ライト級選手権=ギルバート・メレンデス×青木真也というタイトル・トリプリヘッダーが行なわれた同大会は、3試合ともに5R25分をフルに戦う長丁場となった。
メインイベントのミドル級王座戦では、初回からヘンダーソンがパンチでダウンを奪うも、シールズはテイクダウンから絶妙なポジショニングで徐々に挽回。決め手にこそ欠いたが、2R以降は試合を支配する格好で判定勝ちを挙げた。
また、セミファイナルで行われた青木のストライクフォース・デビュー戦だが、こちらは王者メレンデスが徹底した青木対策を随所に見せ、5Rを完封する見事な試合運び。青木はダブルレッグから引き込みを繰り返し、勝機を狙うも、メレンデスは1Rたりともラウンドを落とすことなく王座防衛に成功した。
さらに、ライトヘビー級王座戦では、日本の戦極で活躍したキング・モーが戦前の予想を裏切り、王者ムサシから判定勝ち。再三テイクダウンを奪って、新王者に輝いた。
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