【Bellator272】セルジオ・ペティス in リモート会見。「対戦相手の中でフォント、セフード、堀口がTOP3」
【写真】素晴らしく落ち着き払っているセルジオ・ペティス、まだ28歳だ (C)MMAPLANET
3日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272「Pettis vs Horiguchi」のリモート会見が1日(水・同)に行われた。
ここではセルジオ・ペティスの会見の模様を抜粋してお届けしたい。
「アンソニーは185ポンドぐらいあるから、以前のように一緒に練習はしていない。クリスチャン・ロドリゲス、エマニュエル・サンチェス、レン・ヒラモト、少人数で必要なことをやってきた」という言葉を始め、言及されなくとも平本蓮に触れたセルジオからは、改めて両者の間の信頼を感じることができた。
──リーチアドバンテージがありますが、柔術を生かすために寝技に持ち込みたいですか。それもとスタンドでも、どちらでも勝てるところを見せたいでしょうか。
「まず僕の長所は打撃だ。リーチの長さもあり、打撃でもアドバンテージはある。しっかりレンジを意識して、冷静に戦いたい」
──COVID19の影響を皆が受けるなか、ファイトキャンプは普段と比べて難しい面はありましたか。
「最初の頃にCOVIDの影響は受けたけど、今回のキャンプではチームはより強化されたよ。日本からK-1キックボクサーのレン・ヒラモトが来てくれたおかげで、ゲームの詳細を固めることができた」
──金曜日にキョージを倒せば、RIZINバンタム級王座を狙いたいですか。他のプロモーションで戦いたいという希望は?
「ベラトールがホームだ。ここでベルトを獲った。今はホリグチとの対戦にフォーカスしているから、それからのことは考えていない。そこを乗り越えてから、どうするのか──だよ」
──ブランドン・モレノ、ヘンリー・セフード、ジェセフ・ベナビデスらと戦ってきましたが、キョージはどれぐらいのランクのファイターだと思っていますか。
「彼はトップ3に入っているよ。そうだね、今のところロブ・フォント、セフード、そしてホリグチは絶対的にトップ3に入る。ランクをつけるのは難しいけど」
──モヒガンサン・アリーナという慣れ親しんだ場所で戦うことはアドバンテージになるだろうか。
「そうは思わないよ。今、僕は右肩上がりにある。28歳で4連勝中、キャリアの序盤は自分自身や自分の技術をそんなに信じることはできなかった。でも今は考え方も技術もシャープになって、全てが一体化しているよ」
──以前はヘビーなスパーリングをするジムが多かったけど、今はより技術的な練習をすることが増えている。体のことを考えて、ヘビーなスパーリングは減っていることをどう思いますか。
「僕は今でもヘビー・スパーリングは必要だと思っているよ。ジムではタフな相手にハードなスパーをしているしね。もちろん、そういう日とテクニック重視の日があるけど、毎日ハードにやっているよ」
──同じ週末にジョゼ・アルドとロブ・フォントが戦います、どういう予想をしていますか。
「興味深いファイトだ。ロブ・フォントは距離が遠くて、パワフルなボクシングができる。アルドはこのスポーツのレジェンドだけど、まぁロブ・フォントかな。この試合はロブ・フォントが勝つと思う」
──平本選手による、一番のアドバイスは何でしたか。そして英会話能力は十分でない彼にコーナーを頼んだ理由は?
「ここで彼のアドバイスの内容を明かすことはできない。ゲームプランに関係してくるからね。ただ彼は素晴らしい戦略家だよ。過去3カ月、僕の知らない殴り方を教えてくれた。型にはまらない独特のヴィジョンを持っていて、本当に助けてもらった。彼が教えてくれた技を試合で使うことが楽しみでならないよ」
■視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前9時00分~ U-NEXT
■ Bellator274対戦カード
<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]セルジオ・ペティス(米国)
[挑戦者] 堀口恭司(日本)
<フェザー級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス(米国)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)
<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル(カナダ)
ジャレッド・スコッギンス(米国)
<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン(米国)
コリン・ハックボディ(米国)
<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー(ロシア)
ボビー・キング(米国)
<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
ジョン・デ・ジーサス(米国)
<ミドル級/5分3R>
ヴィニシウス・ジュゼズウ(ブラジル)
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)
<ライト級/5分3R>
ジャスティン・モンタルヴォ(米国)
ジェイコブ・ボーン(米国)
<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル(米国)
キリズ・モタ(ブラジル)
<160ポンド契約/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
ダン・モレット(米国)
<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー(米国)
オリバー・エンカンプ(スウェーデン)