この星の格闘技を追いかける

【The Shooto Okinawa05】児山佳宏、シングルレッグとトップコントロールで5年4カ月振りの勝利

<フェザー級/5分2R>
児山佳宏(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
工藤圭一郎(日本)

いきなり飛び込んで、フックを振るう工藤に対し、児山は組んでいく。ケージに工藤を押し込んだ児山がシングルレッグで、引き当てテイクダウンを奪う。ボディロックでスクランブルを許さなかった児山はハーフで抑えて、左腕でワキを差して圧をかける。フルガードに戻した工藤をガードで中で枕で固定した児山が、頭を上げてコツコツとパンチを落とす。

児山は右足を抜いてハーフで抑え、右のパンチを打っていく。腰を切れない工藤は下のままラウンド終了を迎えた。

2R、初回と同じように距離を詰めた工藤だが、自ら右ハイでスリップし児山にトップを許す。工藤はケージを蹴ってバックを伺うが、児山は下にされず向き合ってレッスルアップ、シングルで押し込んで前方に送りバックを伺う。もう1度シングルの形になり、アンクルピックの児山の頭部に工藤がエルボーを落とす。ヒザをついてケージにもたれる形の工藤は、右を差したいところだ。

残り2分を切り、ブレイクが掛かると工藤が左右のフックで児山をケージに追い込む。児山はここもシングルレッグを仕掛け、ケージに押し込みテイクダウンを決める。ここもハーフで抑えた児山が最後の10秒で左右のパンチを振るう。

最後の最後にスクランブルから立ち上がった工藤だが、児山が判定3-0で4年4カ月振りの実戦で5年4カ月振りの勝利を手にした。


PR
PR

関連記事

Movie