【DWCS S05 Ep09】レフェリーの声の前に──戦闘状態を解いたイングランドがトーレスに殴られTKO負け
<ライト級/5分3R>
マニュエル・トーレス(メキシコ)
Def.1R2分10秒by TKO
コルトン・イングランド(米国)
左ジャブを伸ばすトーレスが、右カーフから右前蹴りを繰り出す。イングランドは右フックもかわしたトーレスが左フックを当てる。右カーフ、前蹴りを続けるトーレスが左ジャブ、そしてワンツーから左を当てる。腹に前蹴りを入れたトーレスは、ジャブでイングランドの前進を止めて左フックを打ちこむ。左ハイで姿勢を乱したトーレスは、直後のイングランドのダブルレッグでケージに押し込まれる。体を入れ替えられたイングランドが、アイポークがあったと戦闘状態を解除する。
レフェリーがブレイクとしなかったため、トーレスが左ハイから左フック、右フックを打ち込んでダウンを奪う。そのままパウンドを連打したトーレスがTKO勝ちを決めた。イングランドは不満が残るが、アイポークがあったとしてもレフェリーがブレイクを命じていないためトーレスの攻撃は有効だ。
12勝2敗、11回目の初回フィニッシュに「アイポーク、掌で顔を押したんだ」とゼスチャーをまじえてトーレスは説明した。