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【UFN193】頭突きでダウンのホランド、ダウカウスのアナコンダ→ギロチン→RNCでタップもNCに

<ミドル級/5分3R>
ケビン・ホランド(米国)
NC 1R3分43秒
カイル・ダウカウス(米国)

左ローから左ハイを狙うホランド。組んだダウカウスがケージに押し込み、ヒザを入れる。急所だと抗議したホランドは、バックを狙いから崩れそうになっても耐え、一旦尻もちをつつかされて、すぐに立ち上がる。ヒザを入れて正対したダウカウスは、体を入れ替えられてもギロチンからネルソンへ。

何やら言葉を吐くことが多いホランドは、首を固められた状態で足の甲にストンピングを続ける。残り2分20秒でブレイクが掛かり、オクタゴン中央で試合が再開する。右を見せたダウカウス、続くホランドのステップイン&左フックに頭が当たる。ダウン状態のホランドは、レフェリーが試合を流しサイドバックからパンチを連打され、シングルに出るとアナコンダ。上を取ったダウカウスがマルセロチンへ。ここも耐えたホランドだが、バックを制したダウカウスが、スタンドでRNCでタップを奪った。

すぐにウィナーコールはなく、審判団がコミッションと話し合う。ホランドのダウンは完全に頭突きが原因だが、そのまま試合が続いたことで全てを無かったことにしてリスタートは難しい。マッチメイカーのショーン・シェルビー、マーク・レトナーも話し合いに加わり競技が続く。

結果、試合はノーコンテストに。頭突きは確か、これでホランドが敗者となるのはフェアではないが、試合が続き勝つために動き続けたダウカウスにとっても気の毒なレフェリーのミスだった。


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