【BRAVE CF54】ひたすらテイクダウン&テイクバック。モカエフがオドリスコールをRNCで斬って落とす
<130ポンド契約/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
Def.2R1分36秒by RNC
ブライン・オドリスコール(アイルランド)
左ローを蹴ったモカエフが、左ミドルを入れる。オドリスコールは左フックを振るい、右を伸ばして距離を詰める。シングルからバックに回ったモカエフは、ワンフックで左腕、続いて右腕と喉下に入れてく。胸を合わしに来たオドリスコールをテイクダウンしたモカエフは、オドリスコールがレッスルアップからダブルに来たところでスイッチして上を取り離れる。
打撃の攻防と思いきや、ダブルレッグでテイクダウンを決めたモカエフはスクランブルでここもバックへ。オドリスコールも胸を合わせていくがワンフックで背中をとり続ける。離れてスピニングバックキックを見せたオドリスコールは、パンチで前に出てくるオドリスコールに飛びヒザを狙う。右から左とワンツーを入れたオドリスコールが、ダブルレッグを切ってスタンドをキープする。
左を打ち合った両者、テイクダウンを狙い続けるモカエフが疲れてきたか。ダブルを切ったオドリスコールは立ち上がり際に左ヒザを入れ、最後もダブルレッグをスプロールした。
2R、右フックを伸ばし圧を高めるオドリスコールは、前蹴りに組んできたモカエフを切る。モカエフはスピニングバックエルボーからダブルレッグ、テイクダウンを奪うとバックへ回る。ここは胸を合わせて離れたオドリスコールだったが、続くダブルレッグでテイクダウンを奪うとバックに回われる。モカエフがスタンドのままで両足をフックしRNCをセットし後方に倒れこみ、タップを奪った。
打撃では圧を受けながら、徹底してテイクダウンを続けたうえでの一本勝ち。「この試合の意味は大きい。僕の3倍もキャリアがあるけど、新世代が乗り越えていくんだ。ショーティー・トーレスは僕のチームメイトだけど、BRAVEと距離を取っている。シャヒド、僕がいるから」とモカエフはBRAVE CFのモハメド・シャヒド社長に存在感をアピールした。