【BRAVE CF54】体格で劣るコートルツァが果敢な打撃戦も、グラビンスキのヒザ&パンチのコンビでKO負け
<スーパーライト級/5分3R>
マルセル・グラビンスキ(ドイツ)
Def.1R4分57秒by TKO
ミハイル・コートルツァ(モルドバ)
右ローを蹴ったコートルツァ、グラビンスキはジャブを伸ばす。ボディから左フック、ローとサイズでは一回り小さなコートルツァが果敢に攻めてシングルレッグへケージへ。ヒジを入れ、パンチのコンビネーションで離れたコートルツァは、グラビンスキのヒザを受けても、手を出し続ける。グラビンスキが左ジャブから右アッパー、左ボディフックと攻撃を散らす。
コートルツァも左アッパーから右フック、ローを蹴って前に出てワンツー、グラビンスキはダブルレッグを狙う。スプロールしたコートルツァはグラビンスキの立ち上がり際に左アッパーを打ち込む。両者がボディを打ち合い、笑顔を浮かべてハグ──というシーンも見られた一戦。手数が落ちないコートルツァはボディフックに左フックを返し、ジャブから右ボディストレートも、グラビンスキが右をクリーンヒットする。それでも打撃戦を続けたコートルツァだが、左フックをテンプルに受けて後退する。
ここでグラビンスキはヒザを入れて、パンチを集中させる。ヒザとパンチのコンビからボディショット、右ハイまで受けたコートルツァがついにキャンバスにしゃがみ込み、勝負は決した。
勝者はまずライト級王座、それからスーパーライト級王座を目指したいと今後の野望を語った。