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【PFL2021#08】ノーギ柔術からの挑戦、アマンダ・レヴィがダウンからカムバックしRNCで一本勝ち

【写真】レヴィのMMAデビュー戦はダウンからカムバックし、しっかりとRNCで初回一本勝ちとなった (C)PFL

<女子ライト級/5分3R>
アマンダ・レヴィ(米国)
Def.1R4分18秒by RNC
ミランダ・バーバー(米国)

サウスポーのレヴィに対し、バーバーがローからワンツー。レヴィもワンツーを見せて前に出る。すぐに組まず、打撃の展開を続けたレヴィが左フックを振るい、左ローを蹴っていく。さらに左ミドルを入れたレヴィが、右フックで距離を詰める。直ぐに離れたバーバーは後ろ回し蹴りも、レヴィは見切ってワンツーで前に出る。

鋭い左カーフローを蹴ったレヴィが左フックを被弾。その直後にワンツーを返すなど、打撃戦を続けたレヴィにバーバーの右オーバーハンドがヒットする。

腰から崩れたレヴィの立ち上がり際に、バーバーがもう一度右を入れてダウンを奪う。殴られながら立ち上がったレヴィが、シングルレッグで上を取りサイドから殴る。背中を見せたバーバーに対し、両足をフックしたレヴィがRNCからパームトゥパームへ。さらにRNCに戻る最中にタップを奪った。

打撃を交換し、ダウンを喫しての逆転勝利。ある意味、組み技だけで勝つよりも、MMAファイターとして多くの経験を詰めた満点デビューといえた。

「ケージの経験がそれほどないから、弱点の部分で戦えて良かったわ。これまでノックダウンされたことがなかったら、凄くクールね(笑)。足が止まっちゃって。前に進める経験になったと思う。もっと戦える。またPFLに戻って来るから」とレヴィは語った。


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