【BJJ BET02】急発進&急停止、レアンドロ・ロが延長Rにポイント重ねてバガニーニを10-0で下す
<88キロ級T準々決勝/8分1R>
レアンドロ・ロ(ブラジル)
Def.ER10-0
ハファエル・パガニーニ(ブラジル)
まず座ったパガニーニに対し、ロがすぐにニースライスを仕掛ける。一度足を抜いたロは、足を抱えられてもパスを狙い、パガニーニは足を抜変えて懸命に足を戻そうとする。そのまま足関節まで仕掛けるが、ロは引き続きパスを仕掛けパガニーニが足を戻す。かなり動いたことで、ロは息を整えるように動きを止め、じっくりとニースライスの圧力を高めていく。
スネを骨盤に当てて、パスを耐えるパガニーニだが、圧力に耐えきれず背中を見せるとロがバックに回る。足をフックされたパガニーニは、上を見てマウント状態から足を戻し、ポイントを許さない。既に大きく息をつくロは、左足を抜いた状態を続ける。ロは立ち上がり、すぐにニースライスへ。パス狙いに懸命にクローズドガードを取ったパガニーニに対し、ロはパス狙いと休憩を交互している。残り40秒、クローズドのなかで過ごすロがガードを開けたところで時間に。
3分間の延長戦、パス狙いに足を取りに行ったパガニーニ。走り抜くように足を抜いたロは、すぐにパスを狙いスクランブルを狙ったパガニーニを横三角の捕え、外すとパスからバックで両足をフックして7Pを獲得する。ハーフで抑えるロは、動きを止めレフェリーから注意が入る。残り1分を切り、1度は立ち上がったロがパガニーニのデラヒーバガードに反応して、右腕を差すともう1度パスを決め10-0とし準決勝進出を決めた。