【Pancrase323】3年10カ月振りの川村亮。かつての教え子との一騎打ちへ、負けられない荒井勇二戦
【写真】さぁ、ミットをグローブに持ちかえる時が再びやってきた (C)MMAPLANET
22日(木)、9月12日(日)に東京都江東区USENスタジオコーストで開催されるPancrase323で川村亮が2019年11月以来のパンクラス参戦=MMA復帰戦で、荒井勇二と戦うことが発表された。
これまでに中田大貴✖Ryo、林源平✖葛西和希、亀井晨佑✖三宅輝砂、岩本達彦✖遠藤来生に加え、近年で最も注目されているといっても過言でないネオブラTバンタム級準決勝=風間敏臣✖田嶋涼戦、ライト級決勝でキルギスのグスタン・オムルザオフ✖伊良波心戦などが発表されていた9月大会に、ロッキーではなく川村亮の参戦が決まった。
2017年11月12日に新村優貴に敗れミドル級KOP王座を失って以来、巌流島やムエタイを行ってきた川村が、3年10カ月振りのパンクラス、MMAを戦う。なぜ、このタイミングなのか。それは──かつてキッズレスリングで指導していた内藤由良が、昨年12月にデカゴンの中から対戦をアピールしたのを受けてに他ならない。
しかも、その内藤のアピールは荒井を僅か17秒でKOした直後になされたもの。今回は川村は荒井と戦うのだから、直接対比がなされることになる。
40歳を迎え、その打撃に変化が見られるという話も伝わってくる川村だが、かつての教え子との対戦は今年の1月にマルワジムが10年7カ月の歴史に幕を閉じた横浜のMMAジムにあって、パンクラスイズム横浜とグラウンドスラム横浜の覇権争いでもあるだけに──前哨戦で遅れをとることは許されない。