【DEEP102】テイクダウンからポジション奪取の雅駿介、RYUKIのリバーサル&パウンドにTKO負け
【写真】まだ粗削り、その粗削りが良い方向に出た勝利だ(C)MATSUNAO KOKUBO
<バンタム級/5分2R>
RYUKI(日本)
Def.1R2分18秒by TKO
雅駿介(日本)
大きくステップを踏み左ローから、ジャブを伸ばす雅。低い構え、左右の動きからシングルレッグを雅が狙う。防いだRYUKIとの距離を左フックで詰めた雅だが、バランスを崩し尻もちをつく。
すぐに立ち上がったところでRYUKIの左フックに対し、組んだ雅がケージに押し込む。左腕を差して、細かいパンチとヒザを打った雅とRYUKIがワンツーフックを打ち合う。
首相撲の展開からクリンチ合戦、ケージ際で雅がシングルレッグから、ボディロックテイクダウンを奪う。サイドを取り、ニーインベリーの雅だがマウントを狙ったところで、左腕を差したRYUKIがブリッジでリバーサル。
そのまま立ち上がったRYUKIはすかさず左のパウンドへ。雅は動きが止まり、連打を被弾しTKO負け。プロ2戦目で、MMA初黒星となった雅に対し、RYUKIはプロ2戦目で初勝利を手にした。
「僕も雅選手といっしょで、もともとキックボクシングをやっていて。色々あって、ずっと昔からやりたかった総合格闘技に腹を括って転向して、デビュー戦はグラップラーとやって寝技で仕留められて、色々とサポートしてもらったのに結果が出せなかったです。今回、試合が決まって色々と不安で、雅選手も強いって知っていたんで、めっちゃ怖かったです。なんとか勝てて良かったです。まだ面白い試合かといわれたら、そうじゃないかもしれないですけど、1RでKOして次に呼んでもらえるかなと思います」と勝者はマイクで話した。