【Invicta FC PS04】ノーダメージ戦法、ジェシカ・デルボニがメッセーバレンシア破りファイナル進出
【写真】加点より、減点のないファイトでデルボニが決勝進出を決めた(C)DAVE MANDEL/INVICTA FC
<アトム級T準決勝/5分1R>
ジェシカ・デルボニ(ブラジル)
Def.3-0:10-9.10-9.10-9
マリサ・メッセーバレンシア(米国)
1回戦で目の周囲を腫らしているメッセーバレンシア。デルボニは左ローを入れ、メッセーバレンシアもローを返す。間合いを図るデルボニは、ワンツーを振るってローを蹴るが、じっくりとメッセーバレンシアの動きを見ている。ダメージなく戦うことを念頭に置いているように思われるデルボニは、左ローを蹴って右を伸ばす。さらにワンツーを入れたデルボニに対し、メッセーバレンシアはボディを殴っていく。
左ジャブを被弾し、右ロングを当てたメッセーバレンシアはワンツーを上下に打ち分ける。ローにも右を伸ばしたメッセーバレンシアの方が積極性が目立つ。その分、ローを受ける形のメッセーバレンシアだが、パンチで前に出る姿勢はジャッジ受けするはずだ。デルボニは下がりながらパンチとローだけで判定でセーフティリードとはいえない。メッセーバレンシアはさらに組んでケージに詰めると、最後にデルボニが崩しを見せ、互いにワンツーを放って時間となった。
結果、デルボニが3-0で勝利し決勝の5分✖3R戦でヴァンザントと戦うことが決まった。