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【UFC LIVE】新鋭台頭、ジョーンズ&ドスサントスが快勝

【写真】オクタゴン10戦以上のキャリアを誇るベラを相手に、実質左のエルボー一発で勝負をつけたジョーンズ。ライトヘビー級コンテンダー争いで一躍名を上げた (C) ZUFFA

3月21日(日・現地時間)、米国コロラド州ブルームフィールドの1stバンク・センターでは、ズッファのセカンド・ブランド=WECを中継するテレビ局「Versus」が、初のUFCイベントを放送、UFC on Versus「Vera vs Jones」が開催された。

メインイベントでは、ライトヘビー級転向後3勝2敗、昨年11月には微妙な判定ながらもランディ・クートゥアーに敗れ再起を誓うブランドン・ベラと、昨年12月のTUF10フィナーレで、マット・ハミルに垂直に落とすエルボーを繰り出し反則負けで初黒星を喫した新鋭ジョン・ジョーンズが対戦した。

Versus初のUFC中継、そのメインでは、ジョーンズが圧倒的な強さでベラを押し切り、1R3分台前半で決着。ベラが放った反則の蹴り上げによって中断する場面もあったが、再開後、ジョーンズはインサイドガードから左エルボーでベラの右目付近を強打すると、そのままエルボー&パウンドで難なく退けた。


また、王者不在が続くヘビー級戦線において見逃せないマッチアップ=ギルバート・アイブルとの打ち合いを制したジュニオール・ドスサントスと、柔術界での活躍もお馴染みガブリエル・ゴンザガ――、ともにミルコ・クロコップという稀代の打撃系ファイターを下した両者による対戦がセミファイナルで組まれた。

だが、こちらもメインイベント同様、UFC5連勝を挙げる次世代のスター選手ドスサントスが、UFCで10戦以上を誇るゴンザガを一蹴。ゴンザガの蹴りにパンチを合わせてダウンを奪うと、速射砲の様なパウンドで一気に決着をつけた。

ヘビー級、ライトヘビー級において、立ちはだかるベテランの壁をものともせず、ともに1Rで決着をつけたジョーンズ&ドスサントス。近い将来、王座戦線に絡んでくるであろう新鋭の台頭が、またオクタゴンを面白くしてくれそうだ。

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