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【UFC259】バック&RNCを防ぎ通したカラフランスが、ボントリンから逆転KO勝ちし「I Love NZ」

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
Def.1R4分55秒by TKO
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

間合いを取り、フェイントを見せる両者。大きな振りの左右のフックで前に出たカラフランスが、左インサイドローを入れる。ボントリンも左右のフックで距離を詰め、カラフランスの大振りのフックに左を合わせていく。続く展開にダブルレッグで一気にテイクダウンを奪ったボントリンが、そのままバックを制して四の字フックへ。時間をかけてRNCを繰り返すボントリンは、パンチ&エルボーを打っていく。

カラフランスは手首を掴んで防御しつつ、後方へパンチを入れる。腰をずらしたカラフランスだが、ボントリンは背中を取り続け立った状態でRNC。後方に倒れてフィニッシュを狙うも、カラフランスはここも防御する。肩固め狙いに反応し、スクランブルにカラフランスが持ちこむも、ここもボントリンは背中に乗り続ける。

ついに前方にボントリンを振り落としたカラフランスは、フックの打ち合いで右を当て、アッパー、続いて右フックでダウンを奪う。レフェリーが即割って入り、試合をストップ。大興奮のカラフランスはボントリンとの距離を詰めて、鉄槌を落とす仕草を見せる。この行為にボントリンは怒ってマウスピースを投げた。

絶対的なピンチから逆転KO勝ちを手にしたカラフランスは「とにかく落ち着こうと思った。柔術はシティキックボクシングで十分にやってきたから。フィニッシュされない自信はあった。シティキックボクシングはダウンアンダーだけど、世界最高のジムだよ。I Love you New Zeeland」と話した。


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