【UFC257】アマンダ・ヒーバスの右フックに、右でアゴを打ち抜いたマリナ・ホドリゲスがTKO勝ち
<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ホドリゲス(ブラジル)
Def.2R0分45秒by TKO
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
UFC4連勝中で、妙にかわいらしい英語を操るヒーバスが、ムエタイMMAファイターのホドリゲスと同朋対決。リーチで優るホドリゲスに対し、ヒーバスが前に出る。右を出して回るホドリゲスは、首相撲の機会を伺う。ホドリゲスはワンツーを繰り出すが、ヒーバスは直後に組んでボディロックテイクダウンを決める。左足を背中越しにヒーバスの左足の裏に通したホドリゲスだが、ヒーバスはバックに回らせずクローズドガードを取らせる。
ヒーバスはガードの中からパンチを落とし、ホドリゲスは手首を掴んでエルボーを放つ。首を畳み、プレッシャーを掛けてガードを開けようとするヒーバスが鉄槌を打つ。ホドリゲスはしっかりとガードを閉じ、ハイガードへ。上を取り続けたヒーバスが初回を取った。
2R、右を入れ首相撲に取ったホドリゲス、直ぐに離れたヒーバスは右フックに右を合わされ、前方に崩れる。シングルに来たヒーバスを殴り続けるホドリゲスは、レフェリーが試合を止めたと勘違いし離れてしまう。レフェリーが止めていないと伝えると、立ち上がっていたヒーバスにエルボーを当てて突き放し、右を2発でホドリゲスが勝利を決めた。
「彼女がテイクダウンをしたいというのは分かっていたけど、2Rにゲームプラン通り戦えたわ」と言いトップ5と戦いたいとアピール。最後に「皆、もう私が何者が分かったわよね」と力強く語った。