【PFL2021】1月22日(金)発売GONG#312から。PFL2021参戦ジョニー・ケース「日本のファンは最高」
【写真】RIZINでの印象が強いジョニー・ケースの日本での活躍だが、初来日は2014年9月のUFC JAPANにおける徳留一樹戦だった(C)MMAPLANET
2020年は一切の活動を中止し、4月スタートの2021年の準備に集中してきたPFL。2020年シーズンではローリー・マクドナルド、マルチン・ヘルドなどビッグネームも参戦予定だったが、今年はさらにアンソニー・ペティス、ファブリシオ・ヴェウドゥムも出場し、ケイラ・ハリソンやブラダ・ボーイ、ナタン・シュルチらと競演する。
そんなPFLに2020年シーズンにエントリーしながら、パンデミックの影響で他の契約選手と同様に、年間を通して冬眠を強いられたのが日本でもおなじみのジョニー・ケースだった。
RIZINライト級GPベスト、優勝したトフィック・ムサエフに敗れたものの矢地祐介、北岡悟、ホベルト・サトシ・ソウザをフィニッシュし強いインパクトを残した。
今月22日(金)に発売されるゴング格闘技#312では、ケースを水先案内人に2021年のPFLについて特集記事が掲載される。
ここではスペースの関係上掲載しきれなかった──ケースが、PFLと契約した理由をお届けしたい。
──2019年はRIZINで印象的な活躍をしたジョニーですが、PFLと契約した決め手は何だったのですか。
「マネーだよ。PFLのオファーはRIZINの額をかなり上回っていた。ボーナスもあるし、なんといっても優勝すれば100万ドルの賞金もある。このオファーを断る理由はなかった。でも2019年のRIZINでの経験は、僕にとって間違いなくキャリア最高のモノだった。
ハンズダウン(疑う余地がない)、RIZINのルールも最高だったしね。サッカーボールキック有りは、PRIDEを思い起こさせてくれた。なんといっても、日本のファンは最高だったよ」
──そう言ってもらえると、日本のファンも嬉しいはずです。金銭的な要因でジョニーが違う道を選択するのは当然のことですし。
「日本のようにファンがファイターを尊敬してくれる場所はない。米国にも、他の国にもない。これは断言できる」
──ジョニー自身もインパクトの残る試合をしました。そのジョニーがPFLで戦うことで、日本のファンをPFLに注意を払うようになるかと思います。
「あぁ、そう思ってくれると嬉しいよ。僕にとっては最高の誉め言葉だ」
──ところでPFLのフォーマットに関しては、どのように思っていますか。
「気に入っているけど、他の団体のイベントとは別物だよね。でも何か新しい動きがあるということは、このスポーツにとって良いことさ。
レイ・セフォーはK-1のGPスタイルを下地にして、さらに改良を加えてこのフォーマットを考えたんだと思うよ。正直言うとUFCやRIZINの興行形態の方が好きだよ。シーズンは長い。そして途中でケガをするようなことがあれば、そのまま棒に振ることになるからね」
<2020年にジョニー・ケースは何を想ったのか。そしてPFLのシーズンフォーマットを戦い抜く上での秘訣、さらにはアンソニー・ペティス参入の2021年シーズンについてジョニー・ケースが語ったインタビューは、1月22日発売のGONG312号をご愛読ください>