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【Gladiator013】大ケガを乗り越えて、佐々木信治が植田豊とライト級暫定王座決定戦でカムバック!!

【写真】佐々木信治がついにカムバックを果たす(C)ROAD FC

4日(月)、Gladiatorより2月7日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR 013の追加カード及び、対戦カードの変更が発表された。

昨年中に明らかとなっていたGladiatorバンタム級選手権試合=王者・竹本啓哉✖挑戦者・清水俊一、同フェザー級選手権試合=王者MIKE✖挑戦者・原口央に加え、3つ目のタイトル戦=暫定ライト級王座決定戦が決まった。


正規王者キ・ウォンビンはコロナ禍において来日が困難で、彼自身も昨年はDouble Gを主戦場に母国で戦っている。今回、ウォンビン不在のため暫定王座が設けられることになり、ベルトを賭けて佐々木信治と植田豊が対戦する。

元修斗環太平洋ライト級王者の佐々木は2018年5月、Road FC47でバオ・インカンと対戦した際に眼窩底及び、頬、上顎、鼻の骨を折る大けがを喫し、度重なる手術を経て──再起戦を戦う。

この間も主催するBURST所属選手のセコンドとして格闘技会場で姿を見ることは何度もあったが、佐々木自身が国内で試合をするのは2016年4月のRIZIN以来、実に4年10カ月振りとなる。

対する植田は2013年9月から2019年1月まで5年4カ月のブランクがあったが、Wardogのブレンゾリグ・バットムンク戦で復帰を果たし、韓国在住モンゴリアンが判定勝ちを収めた。ここからGRCHANを主戦場に飯田建夫に勝利し、山本琢也の持つライト級王座に挑戦も殴っては、殴られるという激闘の末TKOで敗れベルト奪取に失敗した。

その後は小谷直之に判定負けを喫したものの、力強い組み技で2勝を挙げており今回の暫定王座決定戦出場となった。両者揃って組み技ファイターだが、組みつくまでも打撃の攻防も勝敗の行方に大きく関係してきそうだ。いずれにせよ、佐々木にとっては不屈の精神でケガを乗り越えて立つケージ、がっぷり四つで戦える植田との対戦は非常に興味深い。

その植田とMe,Weの同門である鈴木一史はWardogライト級王者として、バンタム級王者ゆうと、フライ級王者NOVと共に参戦。鈴木は石田拓穂、ゆうとは上嶋佑紀と対戦し、いちょう”Snufkin”ともながと対戦予定だったNOVの相手は木村旬志に変更された。

同様にいちょうは在阪フィリピン人のウレタ・チェステルと戦うことになっている。この他、Gladiatorフライ級王者NavEは感染予防対策で一階級上のバンタム級マッチに出場し藤田健吾と対戦するなど、グラジにとって1年振りの活動再開は──佐々木信治✖植田豊戦が加わったことで、重厚さが加わることとなった。

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