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【UFC110】公開計量、体調◎ノゲイラ、シウバも迫力満点

【写真】迫力満点の睨み合いを展開したヴァンダレイ・シウバとマイケル・ビスピン。ミドル級に階級を下げたシウバだが、計量は余裕でパスした (C) ZUFFA

いよいよ明日、21日(日・現地時間)に豪州はシドニーのエイサーアリーナで行なわれるUFC110「Nogueira vs Velasques」。その公開計量が、20日(土・同)に同地で行なわれた。

元PRIDEヘビー級、UFC世界ヘビー級王者とコールされ、最後に計量台に乗ったホドリゴ・アントニオ・ノゲイラは、腹筋も割れており、体調の良さがうかがえた。

そのミノタウロは、「ベラスケスは期待されている新鋭だと理解している。ただし、僕には経験がある。彼を止める力があるんだ。明日はエキサイティングな試合になるだろう」と断言し、ステージを下りた。


また、対戦相手のケイン・ベラスケスは、「これまでになく厳しいトレーニングを積んできた。ノゲイラは常にトップとして活躍してきた選手、だからこそ倒したい」と言うべきことをしっかり口にしたが、ややこもりがちな小さい声だった。

ヴァンダレイ・シウバもまた、元PRIDEミドル級王者とコールされ、MMAで初めてとなるミドル級ウェイトにも関わらずTシャツを着たままで計量をパスした。二重になったヴァンダレイだが、スケール後にマイケル・ビスピンと睨みあう様は、迫力満点。ビスピンも精神的に遅れをとる様子は微塵もなく熱い一戦になりそうだ。

一方、PRIDEヘビー級GPウィナーとコールされた(実際には無差別級GP)ミルコ・クロコップは、変わらず無表情のまま計量を終えている。

最初にスケールに上がったイゴール・ポクライェクが205ポンドと発表された後、体重計はポンド表示からキログラム表示に切り替えられたのか、対戦相手のジェームス・テフナからは“キロ”でコールされるように。

初めての豪州大会、全ての体重が1キロ単位ジャストという、やや大雑把な計量だった。

■UFC110計量結果

<ヘビー級/5分3R>
ケイン・ベラスケス:110キロ
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ:106キロ

<ミドル級/5分3R>
ヴァンダレイ・シウバ:84キロ
マイケル・ビスピン:84キロ

<ライト級/5分3R>
ジョー・スティーブンソン:70キロ
ジョージ・ソティロパロス:70キロ

<ライトヘビー級/5分3R>
キース・ジャーディン:93キロ
ライアン・ベイダー:93キロ

<ヘビー級/5分3R>
ミルコ・クロコップ:106キロ
アンソニー・ペロッシュ:98キロ

<ライトヘビー級/5分3R>
ステファン・ボナー:93キロ
クリストフ・ソジンスキー:93キロ

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ライトル:77キロ
ブライアン・フォスター:77キロ(1度目は78キロ、2度目でパス)

<ミドル級/5分3R>
CB・ダラウェー:84キロ
ゴラン・レジック:84キロ

<ライトヘビー級/5分3R>
イゴール・ポクライェク:92キロ
ジェームス・テフナ:93キロ

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