【UFC ESPN18】今週末の村田夏南子に続き、11月28日に佐藤天が出場。カウンターKO戦士のバエサ戦決定
【写真】どう考えても強い相手=バエサだからこそ、佐藤の成長度合いが合わるマッチアップだ (C)Zuffa/UFC
7日(土・現地時間)に行われたUFN182の中継内で、28日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN184:UFN on ESPN+42に佐藤天が出場し、ミゲール・バエサと対戦することが発表された。
8月のダニエル・ロドリゲス戦が計量後にドクターストップがかかりキャンセルされた佐藤にとって、6月のジェイソン・ウィット戦以来──約半年振りの試合となる。
対戦相手のバエサはキャリア9勝で無敗、昨年のコンテンダーシリーズでUFCと契約し現在2連勝だ。その2試合ともフィニッシュしており、初戦のエクトル・アルダナ戦では右カーフを効かしてKO、2戦目のマット・ブラウン戦では歴戦の勇者に左のカウンターを決めてKOしている。
このブラウン戦は左で倒しているが、キャリアを通じて見ると右のカウンターがさらに怖い。相手のステップインや、パンチや蹴りに合わせて右をクロスで打ち込むがサウスポーの佐藤との試合でも、バエサがカウンターで中心線を取ってくるなら要・要注意が必要になってくる。
と同時に、もっと上を見ている佐藤にとってはこの間に積み上げてきたモノをぶつけるのに格好の相手ともいえ「ここを乗り越えて、上に行きます」と佐藤自身、バエサ戦に向けて力強く語っている。今週末のUFN183には村田夏南子が出場し、ランダ・マルコスとオクタゴン初陣を迎え、2週間後に佐藤が出陣──11月は日本人ファイターがオクタゴンを熱くする。