【ACA113】首相撲有りの中間距離打撃戦=K-1的MMAでブリンツァンがショカロフをアッパーで逆転KO
<ウェルター級/5分3R>
クリスチャン・ブリンツァン(イタリア)
Def.2R0分41秒by TKO
ラスル・ショカロフ(ロシア)
圧力をかけるショカロフ。左フックの相打ち後、ブリンツァンが左ハイから右を伸ばす。ショカロフは左ボディストレート、左ハイから右フック。ブリンツァンもヒザ蹴りや右エルボーを返し、ゴツゴツとした打撃戦が続く。ラウンド中盤になりショカロフは左ミドルを決め、左フックでブリンツァンの動きを止める。首相撲&ヒザを連打したショカロフ、ブリンツァンはクリンチアッパーで殴られながらヒザを返す。
優勢のショカロフはヒザを腹に入れて離れると、左右のフックを振るって前に出ると再び首相撲でブリンツァンを捕え肩パンチ、ボディ、ヒザで削っていく。ブリンツァンも右フックからヒザを返し、逆に首相撲にとってヒザ蹴りで反撃へ。ならばとショカロフはより多くのヒザを突き上げ、左フックを打ちこむ。タフなブリンツァンは、直後に右フックを打ち返す。ここからは離れて中間距離のキックボクシング戦になり、エルボーや左ハイ、右ボディに入れたブリンツァンが攻勢に。ショカロフは攻め疲れが見られた終盤となった。
2R、ブリンツァンのローに右を合わせたショカロフが、右を伸ばす。ブリンツァンは右ロー、左ハイを放つ。左ボディを決めたショカロフだが、続く左フックにブリンツァンが右アッパーを合わせる。動きが止まったショカロフに対し、飛び込んで右フック、ヒザ、そして右フックと猛攻を仕掛けたブリンツァンが逆転KO勝ちを決めた。