【Finish05】IBJJFルールでなくても貫禄の橋本知之。和田竜光をヒールで斬って落とす
【写真】勝利直後の橋本。アドバン勝利も、ポイント勝利も、一本勝ちも表情が変わらない(C)MMAPLANET
13日(日)、東京都港区のリバーサルジム東京スタンドアウト田町芝浦スタジオで開催されたFINISH05。ここではグラップリング・スーパーファイト3試合目=橋本知之✖和田竜光の一戦の模様をお伝えしたい。
<グラップリング・エキスパートクラス62キロ契約/5分3R>
橋本知之(日本)
Def.1R2分15秒by ヒールフック
和田竜光(日本)
和田に触りながら、橋本がシッティングに。足首を掴んだ和田が足を払っていく。橋本は左手を取ってバタフライガード、和田の押し込みにエビから座り直す。アームドラッグに離れようとした和田が、橋本が掴みに来た右足も引き抜くと、すぐにヒザをついてトップからの攻めを伺う。
すかさず上体を起こした橋本は腰を切ってオモプラッタへ。和田が腕を抜くと同時に右足を橋本が使う。一旦ヒザを押し付けていった和田が離れる。すぐに足首を掴み距離を近づけた和田に対し、橋本は頭を引き寄せてハイガードを取る。
ヒザを臀部当て、胸を張ってポスチャーの和田はケージに押し込みつつ、腕十字に反応する。頭をつけて果敢にパスを狙う和田の右足を取った橋本が、頭の方へ跳ね上げるようにして浮かせる。振り向いて反応した和田だが、橋本はその左足をとりつつ、右足は右ワキの下に持っていく。
両足をふりあげ、右足を取りにいった橋本。和田は左足首を掴んでロックを防ごうとするも、橋本は反転して右にサドルのエントリー──と思いきや、前転してからセットしにかかる。このまま橋本は、立ち上がった和田にサドルを完成させ内ヒールへ。
和田は腹ばいになりロールを試みたが、無理だと判断。上を向いてタップした。自分の技を信じて果敢にグラップリング戦に臨んだ和田に対し、橋本がIBJFFでは反則のサブオンリー・ムーブで斬って落とした。