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【DWTNCS S04 Ep05】コンテンダーシリーズ第5週の注目、LFAフライ級対決=フリック✖スミス

【写真】LFAでタイトル戦が見たくなかったといえば嘘になるが、そこに拘らないのがLFA。要注目のフリック✖スミスの一戦だ (C)LFA

1日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDana White’s Tuesday Night Contender Series 2020年シリーズ第5週が開催される。

今年は例年以上に合格者の数が目立ち、すぐにUFCで戦う選手も現れるなか、今週も5試合=10人のファイターがUFCとのサインを目指して戦う。


注目はフライ級のジミー・フリック✖ネイト・スミスだ。現在、両者揃って直近の試合はLFAで、フリックは7月24日にフライ級王座を獲得したばかりだ。柔術とレスリングが融合したグラップリングMMAファイターのフリックは、これまでのLFAだけでなく他の2団体でフライ級、さらにバンタム級でも1団体の頂点に立っており、これまでに4つのベルトを巻いている。

柔術は茶帯だが、ギロチン、肩固め、そして自らはヴァンフリック・チョークと呼ぶ、ヴァンフルーチョークを得意としている。

LFAのベルトを巻いた試合でも、ボトムで肩固めをセットアップしつつ、リバーサルで上を向いて極めるという独特のフィニッシュを見せていた。

対するスミスも今年の2月にLFAで戦いショーン・ステッピンズをパウンドアウトしている。

このフィニッシュ、ボディロックからテイクダウン&スクランブルの攻防でステッピンズを倒し、腹ばいの相手の左腕を後ろ手に取り、腰に回していた右手に体重をかけて制しつつ、顔面をがら空きにしても強烈なパウンドを打ちこんでいた。これこそグレコローマン・ベースのスミスの真骨頂といえる試合だ。

グレコのジュニア五輪で3位、BJJは紫帯ながらテコンドーが茶帯で、打撃はダッチキックボクシングを導入中のスミス、カーフキックにも威力がある。戦績は6勝0敗で14勝5敗のフリックと比較すると、経験値では遅れを取っているが瞬発力ファイトでは上をいくだろう。ねちっこい展開から、ズバッと勝利を決めることができる両者──3Rのノンストップファイトになることが予想される。

■DWTNCS S04 Ep05対戦カード

<フェザー級/5分3R>
マルシック・バクダサリアン(アルメニア)
デニス・ブズーキア(米国)

<フライ級/5分3R>
ジミー・フリック(米国)
ネイト・スミス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ホゼ・ジョンソン(米国)
ロニー・ローレンス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウィリアム・ナイト(米国)
コディ・ブランデージ(米国)

<ライト級/5分3R>
タッカー・ルッツ(米国)
チェイス・ギブソン(米国)

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