【Strikeforce】クーナン、お見合い続くも最後はフック一発
■第2試合 ウェルター級/5分3R
ライアン・クーナン(米国)
Def.2R2分42秒/TKO
ヘイダー・ハッサン(米国)
【写真】手打ちながら、パワー溢れるパンチでハッサンを下したクーナン。これでMMAキャリア4戦4勝としたATTの新鋭だ (C) KEITH MILLS
小刻みなステップを踏むハッサンだが、クーナンはカウンター狙いで二人の距離が詰まらない。踏み込んだクーナンが思い切りフックを振るうが、顔面がガラ空きで逆にハッサンのパンチを受けてしまう。ここで一旦距離を取ったクーナンが、再びフックを連打で放つと、ハッサンはたまらず引き込むように倒れクローズドガードを取る。
寝技では展開を作れず、クーマンはそのまま立ち上がると、レフェリーが割って入りハッサンを立たせスタンドで再開となったが、そのままゴングで初回が終了となる。
2Rに入っても距離を取り合う両者に対し、ついに館内から「退屈だ」というコールが起こる。左右にサークリングを駆使し、前蹴りで間合いに入らせないように試みるハッサンだったが、クーナンのフックがもろに彼の顔面を捉える。そのまま後方に腰から崩れ落ちたハッサン。クーナンがKO勝ちを手にした。