【UFN174】通好みの寝技を駆使したオレイニクだが、ルイスの右フックからのパウンドに敗れる
【写真】UFCヘビー級として最多KO記録となったルイス。一瞬のスピードと馬力は世界王者級(C)Zuffa/UFC
<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス(米国)
Def.2R0分21秒by TKO
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
開始直後に左ハイを蹴ったルイスは、フックの交換から組みついてオレイニクをケージに押し込む。左を差し返したオレイニクは体を入れ変えようと試みるが、ルイスが小手を決めて投げる。亀で殴られたオレイニクはガードを取り、マウントを許しそうになりながら潜ってハーフガードに。ここから右腕を差して立ち上がり、足を払ってリバーサルを決めたアクメトフはサイドで抑える。
スカーフホールドのオレイニクは、頭を抜いたルイスに下からシングルかけ、ここも右腕差してハーフからスイープに成功する。再びスカーフホールドに出たオレイニクだが、首を極めることができずサイドに戻るとボディにエルボーを落とす。さらにアメリカーナを狙うが、タイムに。オレイニクが重厚な寝技でラウンドを取った。
2R、スイッチの左の跳びヒザから右フックでダウンを奪ったルイスは、シングルに来るオレイニクにパンチを続ける。頭が揺れ、体から力が抜けたオレイニクを見てレフェリーが試合を止めた。ルイスはUFCヘビー級新記録となった11回目のKO勝ちを記録した。