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【TTFC08】岩﨑大河、サープリスのパンチに苦戦も組み勝ちMMA初陣で3-0の判定勝ちを決める

【写真】終盤のラッシュ、組み&打撃と組みは問題なし。逆に顔面パンチに課題が見えた岩﨑だった(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<ミドル級(※93.0キロ)/5分2R+Ex>
岩﨑大河(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
リカルド・サープリス(米国)

注目、岩﨑大河のMMAデビュー戦。左ジャブに下段を見せる岩﨑、サープリスが左から右を伸ばす。ローからワンツーを被弾した岩﨑は、右ローを蹴る。組んだサープリスがバックへ。後方からパンチを入れたサープリスは、ケージに押し込む。岩﨑は胸を合わせることができないが、サープリスが自ら離れる。左ミドルの岩﨑は、右の蹴り足を取られパンチを打たれバランスを崩す。

ここも自ら間合を取り直したサープリスは、左の蹴りを掴んで左フック、さらにテイクダウンを決める。岩﨑は頭を押して立ち上がり、バックを伺う。手首を掴んだサープリスはウィザーを取れず、ケージに押し込まれてしまう。サープリスが胸を合わせると両ワキを差した岩﨑は、小外でテイクダウンしサイドで抑える。

残り80秒、サープリスはハーフも頭を抱えに行ってしまう。右の強烈なパンチから、マウントを取った岩﨑。サープリスが背中を見せて立ち上がるが、バックコントロールの&ボディロックから足を払った岩﨑は2度目の崩し後に後方からパンチを打ち込む、サープリスが立ち上がり、初回はタイムアップに。

2R、パンチの圧力が上回るサープリス、間合を外した岩﨑は後ろ回し蹴り、直後に組んでケージに押し込んでいく。ここも小外掛けでテイクダウンを仕掛ける岩﨑、サープリスは金網にもたれて我慢。左を差し返していくサープリスに対し、岩﨑は小外を狙うがこれは決まらない。

ケージに押し込んだ状態でヒザを入れた岩﨑が、ついに小外でテイクダウンしマウントへ。右を受けたサープリスが背中を見せると、立ち上がって前方に岩﨑を落とす。残り90秒、打撃の間合いで岩﨑が右ハイ、パンチを振るって前に出てくるサープリスだが組まれてバックを許してしまう。

前方にサープリスを崩す岩﨑は、スクランブルでバックを制したまま、最後にヒザ蹴りからエルボーを打ちつけイムアップに。仮に19-19なら延長戦となる──が、ジャッジ大沢ケンジは20-18、ジャッジ青木真也も20-18、そしてジャッジ水垣偉弥も20-18で岩﨑を支持。「もっと自分的にはやれるかと思ったのですが、これが今の僕の実力です。もっともっと練習してもっと強い相手に勝っていきたいです」と勝者はマイクで話した。


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