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【ONE109】アミール・カーンと対戦、江藤公洋「アウトボクシングをしてくる。距離をどれだけ潰せるのか」

Eto【写真】今回のインビューは18日(火)のONE Scramble後にONE JAPANのオフィスで行われた(C)MMAPLANET

28日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE109「King of the Jungle」で江藤公洋が、アミール・カーンと戦う。

ONE Warrior Seriesのセレクションに合格し、そのウォリアーシリーズで3勝1敗とし、ONE本戦へ。昨年7月の初戦ではWSで敗れたパク・デソンに返り討ちにあった。

そして迎えた第2戦の相手は、世界ライト級王座決定戦やライト級ワールドGPに出場しているトップ戦線で戦うカーンだ。過去にそのカーンのスパーリング・パートナーを務めるためにイヴォルブMMAで過ごしたこともあった江藤が、キャリアのジャンプアップを賭け旧友との対戦に臨む。


──今日、ONE Scrambleという場で会見やファンとの交流がありました。シンガポールに向かう1週間前にこのようなイベントに参加することは、正直なところ大変ではないでしょうか。

「正直、最初にこの話を聞いた時はそう思いました。でも実際にファンの皆さんに『頑張ってください』と言ってもらえると、応援してくれる人に、何かを感じ取ってもらえる試合をしなくちゃと思えるようになりました」

──偉いっ!!

「ハハハハ。このイベントも水抜き減量があると、厳しいですよね。その点でいえばONEの計量システムは良いものだと思います。このシステムなんで、今日のイベントに参加できて、普段は触れ合うことがない人達、テレビやネットを通じて僕の試合を追ってくださっているファンの人の生の声を聞くことができて、応援してもらっていることが実感できました。

前の試合で勝てなかった。不甲斐ない自分がいたなかで、『前の試合も見ました。次も応援してもらいます』と言っていただけて、本当に今回の試合はしっかりやらないといけないと思いますし」

──前回の試合でパク・デソンに敗れ、次の対戦相手がタイトル挑戦経験やワールドGPに出場したアミール・カーン級の相手になったことをどのように捉えていますか。

「チャンスだと思っています。どういう評価でこの試合が組まれたのかは分からないですが、ONEで実績を残している相手と戦えるのは凄いチャンスなので、しっかりとモノにしたいです。そういうチャンスが転がり込んでいる状況に、今の僕はいるんだなと思っています」

──ここで勝って一足飛びだと。

「ハイ、そういう風にポジティブに捉えています」

──そのカーンのスパーリング・パートナーで、江藤選手はイヴォルブで練習していました。

「ハイ。アミールがエドゥアルド・フォラヤンと世界王座決定戦を戦う前ですね(2018年11月)。あの頃、イヴォルブのライト級にある程度できる選手がいなかったんですよね。まぁタイプは違いますけど、組みの部分とか評価されて呼んでもらったのかと」

──カーンはどこが強いのか分からない。つかみどころがないのに結果をそこそこ残してきた選手です。

「僕の印象では全体的にできて、弱点が少ない。誰と戦っても良い勝負ができる、安定した選手だと思います。試合でも波が少なく、何かが欠けているということもない。なので誰とでも勝負ができる。

そこを自分のレスリングだったり、組みで切り崩す試合になるのかと思います」

──ガッと攻めてくるタイプではないです。

「ハイ、アウトボクシングをしてくるはずです。低い姿勢で回り込んで、ジャブ。ジャブを当てると、また離れてアウトにいる。遠いところでは蹴りを見せて、と」

──う~ん、聞くほどに厄介な相手です。

「その距離をどれだけ潰せるのか、そこを見てほしいです」

──そしてテイクダウン勝負と

「テイクダウンを向こうが意識すれば打撃も当たりますし、打撃を意識すればテイクダウンができる。その連係ですね。そこの部分でアミールを混乱させ、僕の動きを読ませないで動きたいです」

──ではカーンの弱点はどこだと考えていますか。

「プレッシャーが掛かると下がります。そこの部分で、僕がどこまで圧力を掛けることができるのかが勝負です」

──カーンは過去の試合で、途中で気持ちが途切れそうになるシーンが見受けられました。

「攻め続けられると、集中力が切れるところはありますよね。だからこそ、自分が攻め続けないといけなくて。そういう気持ちの戦いになりますね。根性比べで負けないようにしたいです」

──心身ともに削り合いですか。

「ハイ、スクランブルになっても、しつこく攻める練習をしてきたので、前の試合のように見合うことなくガンガン攻めようと思います」

──ここで勝つか負けるかで、今後が大きく変わってくる試合かと思われます。

「そうですね、この試合でしっかりと勝って発言力を持てるようにしたいです。ベルトに繋げる立ち位置にいけるよう頑張ります」

■ONE109対戦カード

<ONE Super Seriesキックボクシング世界女子アトム級選手権試合/3分5R>
[王者]スタンプ・フェアテックス(タイ)
[挑戦者]ジャネット・トッド(米国)

<ONE Super Seriesムエタイ世界ストロー級選手権試合/3分5R>
[王者] サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
[挑戦者]ロッキー・オグデン(豪州)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
江藤公洋(日本)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
秋山成勲(日本)
シェリフ・モハメド(エジプト)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティフェニー・テオ(シンガポール)
三浦彩佳(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
山口芽生(日本)
デニス・ザンボアンガ(フィリピン)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャノン・ウィラチャイ(タイ)
ホノリオ・バナリオ(フィリピン)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リトゥ・フォーガット(インド)
ウー・シャオチェン(台湾)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラット・ラマザノフ(ロシア)
ペ・ミョンホ(韓国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ラディーム・ラフマン(シンガポール)
ジェフ・チェン(カナダ)

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