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【Bellator226】アダム・ボリッチ、パット・カーランを飛びヒザからパウンドアウトで14連勝!!

<フェザー級ワールドGP1回戦/5分3R>
アダム・ボリッチ(ハンガリー)
Def.2R4分59秒by TKO
パット・カーラン(米国)

勢いのある右ローを続けるボリッチ。左右に動くカーランに対し、右を振るって前に出る。カーランも左フックで迎え撃ち、離れたボリッチが後ろ回し蹴りを見せる。左ジャブを当てたボリッチは右ロー、カーランも右ローを返す。ワンツー、右ロー、右ハイを繰り出すボリッチに対し、カーランも後ろ回し蹴りを繰り出す。非常に慎重な間合いを測り合いが続き、ボリッチの飛びヒザをカーランがかわす。それでも飛びヒザをもう一度見せ、着地とともに左フックを振るうボリッチが、ワンツーへ。手数で上回るボリッチのローに、カーランがワンツーを狙う。ワンツーから左ジャブを当てたボリッチが、微差で初回をリードした。

2R、左フックで前に出たボリッチの右ハイをカーランがブロックする。ガードの上から左右のフックをボリッチが打ち、右ストレートへ。ボリッチは左ジャブを伸ばし、カーランの左ミドルを被弾。下がらないボリッチは左ジャブ、右ローを当てる。前足でハイキックも狙うボリッチ、これはカーランが察知し防御。それでも確実にローを当てていくボリッチが、左ボディ、前蹴りと攻撃を散らす。ローがやや効いてきた感のあるカーランは、ワンツーからまたも右ローを蹴られる。残り1分、右ローを続けたボリッチが右ヒザを見せてからの左飛びヒザを当ててダウンを奪う。

バックに回ったボリッチは後方から鉄槌、背中をマットにつけてカーランにパンチを続け、足を捌いてハーフからエルボーを連打数する。頭を抱えてエルボーから鉄槌を受け続けたカーラン、タイムアップを知らせるベルかと思われたがラウンド終了1秒前にボリッチはTKO勝ちを決めた。

キャリア14連勝を達成し、準々決勝進出を決めたボリッチは「ただパンチやキックをするんじゃなくて、作戦がある。僕はいつもフィニッシュを狙っている」と勝利を振り返った。


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