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【Polaris11】石井慧がノーギ&サブオンリーでホジャー・グレイシーの黒帯と対戦。ランガカーは道着戦

Satoshi Ishii【写真】ノーギグラップリングで、抑えの強さを見せることはできるか(C)MMAPLANET

31日(土・現地時間)、英国マンチェスターのブリッジウォーター・ホールでノーポイント&サブオンリーのPolaris11が開催される。

EBIの男子がコンバット柔術化したことにより、ノーポイント&サブオンリーの牙城を守る大会となった感もあるポラリス。今大会ではメインで女子フライ級王者フィオン・デイヴィスがタリタ・アレンカウの挑戦を受け、セミではマンシャー・ケラがエドウィン・ナジミを相手にウェルター級王座の防衛戦に臨む。


そんなポラリス11にクロアチア人となった石井慧が出場し、110キロ契約ノーギ・マッチでアリア・エスファンドマズと対戦する。8日のPFLでジャレッド・ロショルトと対戦し判定負けを喫した石井だが、ランク8位で10月のプレイオフ進出を決めている状態で、ポラリスに出場することとなった。

元カレッジレスリングの猛者ロショルトを相手に組み負けた感のあった石井にとって、ポラリス出場は昨年12月9日以来となる。前回はダニエル・ストラウスに判定負けを喫している石井の対戦相手エスファンドマズはホジャー・グレイシーの黒帯でヨーロッパ最強の重量級柔術家といわれる。そんなエスファンドマズをパスし、アメリカーナやキムラ、そして両足で首を取りながら腕への極めという得意の攻撃を見せ、ポラリスで初勝利を挙げることができるか。

Tommy Langakerまたメインカード唯一のギ・マッチでは、マルセリーニョ・ガウッシアの愛弟子マルコス・ティノコがノルウェーの無双柔術家トミー・ランガカーと対戦する。昨年の大飛躍から、今年はムンジアルで失速したランガカーが、道着のノーポイント&サブオンリーは稀になったなかでポラリス3連勝を賭けてティノコと相対する。モダンの使い手でもあるランガカーがどのような柔術を披露するか。道着ならでは攻めと防御、攻防が見られる戦いになることを期待したい。

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