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【ONE JS01】メインでウィッキーと対戦、KSWから帰還クレベル・コイケ「自分の柔術をするだけ」

Kleber Koike【写真】MMAと柔術を並行して戦い、JBJJFの全日本選手権で黒帯ライト級2位を獲得することは並大抵ではない (C)MMAPLANET

9月1日(日)、東京都江東区の新木場スタジオコーストでONE JAPAN SERIES 01「ROAD to Century」が開催される。
Special Thanks to Mr.Ken Sakamoto

そのメインで西浦ウィッキー聡生と対戦するクレベル・コイケにとって、実に今回の一戦は2016年4月以来の日本国内での試合となる。この間、ポーランドのKSWでフェザー級チャンピオンに輝くなど、東欧のビッグプロモーションでトップとして活躍してきた。

成功を収めたKSWとの契約を更新せず、日本に来たクレベルの現在の目標はONE本戦との契約、そしてサークルケージでチャンピオンになることだ。


──4日の全日本柔術選手権でライト級準優勝、無差別で敗れ、翌週のトーナメントは回避となりました。体調の方はいかがですか。

「僕が戦うカテゴリーは柔術もMMAもとてもレベルが高く、2つを平行して戦っていくのは本当に難しくて。全日本のライト級は残念ながら決勝で負けてしまった。無差別級では(※ストレートフットロックで敗れる)少しびっくりしたけど今は大丈夫だよ」

──今回、KSWを離れ最初のMMAの試合でONE JAPAN Seriesに出場することになりました。

「KSWと契約を更新しなかったのは、もっと大きな舞台で戦いたかったから。UFC、RIZIN、ONEチャンピオンシップに興味があり、良いオファーを待っていたんだ。今回はONE ジャパンシリーズ以外のプロモーションからもオファーがあったけど、三崎和雄さんがサポートしてくれたONEを選んだんだよ」

──目指す場所はONEになったと。

「とにかく次の試合に勝って、ONE本戦の契約を得る。そこからの目標はONEでタイトルを獲ることだね」

──今回の試合はフェザー級ですが、ONE規定の70キロで戦います。そして、当日計量で水抜き禁止が前提です。この計量方法をどのように思いますか。

「初めての経験なので、どんな状況になるのか自分でも分からない。でも、きっと体への負担は軽減されるんじゃないかな」

──ではグラウンドでヒザ蹴りが許されたONEルールをどのように思いますか。

「とても良いよ。このルールはPRIDEを連想させるからね。きっと僕のスタイルにマッチするだろう」

──対戦相手のウィッキー選手の印象を教えてください。

「非常にタフで、危険。とても強い選手で日本の偉大な格闘家だった選手……どんな試合になるのか、誰にも分からない。MMAに必要な全局面の練習を続けてきたけど、僕は今でも打撃が少し苦手だ。でも、戦う準備はできている。ウィッキー選手が少しでも隙を見せたら寝技に持ち込み自分の柔術をするだけだからね」

──打撃はやはり警戒が必要でしょうか。

「試合だから打撃だけでなく、全ての局面で警戒が必要になるよ。彼は非常に危険な相手だし」

──サトシ、マルキーニョスがRIZINで活躍しています。彼らの活躍から影響を受けることはありましたか。

「もちろん。本当に嬉しいことだよ。きっとファンの皆は2人が柔術と同じようにRIZINでもチャンピオンへと駆け上がっていく姿を見ることができるはずだよ。RIZINのチャンピオンになることで、2人が柔術の世界だけでなくMMAの世界でも尊敬を集める時が来ると信じている」

──2人に負けじとKSWというポーランドで、常に大観衆を集めるプロモーションで戦ってきたことで、クレベルがどのように進化したか楽しみです。

「ヨーロッパ最大のイベントで戦ってきて、本当に成長できたと思う。ただ、ONEはまた違うスタイルのプロモーションなので今度はONEという場で経験を積み、チャンピオンになりたいね」

──では最後に、その一歩となるウィッキー戦に賭ける気持ちをお願いします。

「また日本に戻って試合をすることが出来てとても嬉しい。日本では家族も友人たちも、生徒たちも近くで応援してくれるからね。だからこそ、少し怖くもあるんだよね(笑)。でも、全て順調に調整できているので心配することはないよ。僕を応援してくれる皆のためにも素晴らしい戦いをすることを約束するよ。そして愛情を注いでくれる全ての人たちに感謝の言葉を伝えたい」

■ONE JS01対戦カード

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
クレベル・コイケ(ブラジル)
西浦“ウィッキー”聡生(日本)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
清水清隆(日本)
秋葉大樹(日本)

<キックボクシング・フェザー級/3分3R>
廣野祐(日本)
内村洋次郎(日本)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
渡辺優太(日本)
内藤大樹(日本)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
岡野裕城(日本)
アキラ(日本)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
小川翔(日本)
晃希(日本)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
薩摩3373(日本)
朝陽・PKセンチャイムエタイジム(日本)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
石井逸人(日本)
古間木崇宏(日本)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(日本)
野田遼介(日本)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
加藤有吾(ブラジル)
スダ456(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
野瀬翔兵(日本)
高城光弘(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
野尻定由(日本)
前田浩平(日本)

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