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【Pancrase298】八田亮と対戦、バイーア発日本定着へマーカス・アマラウ「2RにKO勝ちできると思う」

Amaral【写真】高校生のようなアマラウだが、ミット打ちの時は獣のような雰囲気を醸し出していた(C) MMAPLANET

2日(木)、東京都新宿区のHIDE’S KICKで5日(日)に江東区スタジオイーストで開催されるPancrase298に出場する外国勢=ヴィヴィアニ・アロージョ、アルセン・バティロフ、ローマ・ルックブンミー、マーカス・アマラウの公開練習が行われた。

ここではローマに負けじと思い切りミット打ちを行った──アマラウの質疑応答の模様をお届けしたい。(要約)。

童顔ながら25歳でキャリアは13勝1敗、現在9連勝中のというアマラウはナタウ・ファイチ、クォリファイ・コンバッチでストロー級王者に輝いている。公開練習では打撃のみを見せたが、ブラジルのMMAどころノデルスチ地方バイーア出身の彼は柔術でも黒帯を巻いており、八田亮との対戦に確かな自信をのぞかせていた。


Amaral padd──ブラジルの暑さと比べて、東京の暑さはいかがですか。

「今、ブラジルは冬で日本の方が暑いね。ただ、僕の住んでいるバイーアはまだまだ暑いけど、日本ほどではないかな。この暑さを吹き飛ばすような試合を見せて、アジアで一番のパンクラスで頑張りたい」

──対戦相手の八田亮選手の印象を教えてください。

「とてもタフな相手だよ。柔術も強いし、簡単な試合にはならない。でも、僕もノルデスチの色々な大会で試合をしてきてチャンピオンになってきたから、僕の力を見せたい。僕もブラジリアン柔術の黒帯だからね(笑)」

──日本のMMA界の印象は?

「バイーアから素晴らしい選手が日本に来ていたけど、僕もその一員になりたい。それが僕の運命だと思っている。日曜日にKO勝ちし、ここでチャンピオンになるためにまた日本に来ることできるようにしたい」

──KO勝ちという言葉がありましたが、どのような試合を見せたいですか。

「もうネット動画もあるし、自分のファイトスタイルを隠すことはできない。柔術の黒帯だけど、スタンドで攻めたい。相手はテイクダウンを狙ってくるからもしれないけど、そうなっても寝技を制して、きっと2RにはKO勝ちできるかと思う」

──ストロー級は北米では王座もありませんが、MMAファイターとして将来の目標をどこに置いていますか。

「今はパンクラスでチャンピオンになることを目指している。確かにストロー級はUFCでは行われていないけど、この階級に強い選手がいるということをパンクラスの試合を通してアピールしたい」

■Pancrase298対戦カード

<ストロー級QOP王座決定戦/5分5R>
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)
藤野恵実(日本)

<ライト級/5分3R>
アキラ(日本)
アルセン・バティロフ(ロシア)

<女子アトム級/5分3R>
ローマ・ルックブンミー(タイ)
華DATE(日本)

<ストロー級/5分3R>
八田亮(日本)
マーカス・アマラウ(ブラジル)

<ミドル級/3分3R>
新村優貴(日本)
林源平(日本)

<フライ級/5分3R>
荻窪祐輔(日本)
秋葉太樹(ロシア)

<フェザー級/3分3R>
牛久絢太郎(日本)
ユータ&ロック(日本)

<フェザー級/5分3R>
内村洋次郎(日本)
ヴィトル・トファネリ(ブラジル)

<ウェルター級/3分3R>
手塚裕之(日本)
KAZZ(日本)

<ストロー級/3分3R>
高島俊哉(日本)
前山哲平(日本)

<フライ級/3分3R>
安永有希(日本)
中村龍之(日本)

<フェザー級/3分3R>
渡辺謙明(日本)
櫻井裕康(日本)

<フライ級/3分3R>
渡辺竜也(日本)
三澤陽平(日本)

<フライ級/3分3R>
水谷健人(日本)
池田一歩(日本)

<ストロー級/3分3R>
リトル(日本)
宮澤雄大(日本)

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